疲れと自律神経の関係について②
皆さんこんにちは。
12月に入り、一気に寒くなりましたね。
通勤途中やお買い物等のついでに周りを改めて眺めてみると、豪華なクリスマスツリーやもふもふの可愛いぬいぐるみ、甘くて美味しそうなチョコレートやミンスパイ等、この時期ならではのものがたくさん目に入ってきて、なんだかホッコリして幸せな気分になります。
そういった素敵な雰囲気に背中を押されているのかもしれませんが、たまには毎日頑張っている自分に向けて、ちょっとしたご褒美をあげようかなと思っています。
さて、さっそく本題に入りますが、今回は2021年11月9日のブログ の続きで、また脳と自律神経の関係についてお話していきます。
前回は、運動等で疲れを感じるとき実際には身体ではなく、主に脳が疲れを感じているというお話をしました。
今回は脳がどれくらい疲れやすいのかについて、具体例とともにお話していきます。
皆さんは「脳が疲れる行動」というと、どのようなことをイメージされますか。
難解な専門書を読み解くこと、激しい運動をすること等を想像されるでしょうか。
もちろん、上記のような行動も疲れに繋がりますが、実はもっと身近なことでも疲れます。
例えば車の運転です。
車に乗っている間、ほとんど体を動かしていないにもかかわらず、運転を終えた後はなぜかどっと疲れている…という経験をされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その要因としては、運転中の「動作の多さ」が挙げられます。車の運転中は「ミラーの確認」・「ハンドル操作」・「ブレーキ」・「(人といる場合は)会話」等、やることが多く、1つのことをする度に脳が働いています。
そういったこともあり、運転をするだけでも疲れてしまうのです。
運転という行動1つとってもこれくらい脳は疲れやすいため、回復させないまま蓄積していくと、自律神経が乱れて体調不良になりやすくなるうえ、病気のリスクも上がってしまいます。
また、自律神経機能は年齢とともに低下していき、ほぼ復活することはないそうです。
60代の自律神経は20代のものと比べ、約4分の1になるというデータもあります。
したがって、将来的な健康のことを考えるのであれば、疲れを早めに回復させることが重要なのです。
あるいは、もし自律神経の機能が低下してきた場合は、身体が疲れを自覚する前に、自律神経にかかる疲れそのものを減らすという対処も有効です。
例えば、質の良い睡眠をしっかりとる、栄養価の高いもの・内臓に負担のかかりにくいものを食べる、人付き合いをほどほどにして気疲れを減らす等、色々な方法が挙げられます。
ぜひ皆さんも、ご自分のできそうな対処を考えて試してみてはいかがでしょうか。
今回は、どのようなことで脳が疲労を感じ自律神経が乱れるのかをお話しました。
自覚した疲れを解消する方法については、それはまたの機会にお話しようと思います。
当ブログをご覧になっている皆さんも、日々色々なことがあってお疲れのことかと思います。
自律神経は毎日、毎分といった単位で変動しているといっても過言ではありません。
したがって、自律神経をその都度整えることができれば、よりリラックスした状態で過ごせるようになると思いますので、よろしければご紹介した内容もご参考になさってみてくださいね^^