今、この瞬間に存在すること
花粉症の方には厳しい季節になってきましたね。
さて、先日のブログではアクセプタンス・コミットメントセラピーのヘキサフレックスのうちの一つ、アクセプタンスについてお話させていただきました。
また、これまでにもコミットされた行動、価値の明確化、脱フュージョン、観察する自己についてもお話してきました。
本日はヘキサフレックスの一つである「今、この瞬間に存在すること」についてお話したいと思います。
皆さんは何か物事が起こったときに、心配をしたり、不安になったりすることはありませんか。
この心配や不安という感情にはある特徴があります。
心配という感情は過去に起きたことに関して意識が向いているときに生まれてきます。
そして、不安という感情は未来で何が起こるのかという未来へ意識が向いているときに出てきます。
つまり、心配や不安という感情が頭をぐるぐるとしているのであれば、それは「今、この瞬間」には意識が向いていないということです。
そうなってくると、不安や心配にとらわれてしまい、疲れてしまったり、価値にコミットした行動ができなくなったりします。
だからこそ、今、この瞬間に意識が向いている(存在している)ことが大事になります。
ここで数多くあるメタファーのうちの一つを紹介します。
注意集中のトレーニングとして、マインドフルネス呼吸法(サマタ瞑想)というものがあります。
呼吸する感覚に意識を向けていきます。
『呼吸をする』ということは単純な行動なので、呼吸の感覚以外にも思考(雑念)が出てくるかと思います。
そこで、その思考にとらわれずに受け止め、再び呼吸する感覚に意識を戻してあげます。
これを繰り返します。
このメタファーは、今この瞬間に存在することのトレーニングにもなりますが、
『今、自分がどういう状態なのか』という自己の観察の側面や思考をありのまま受け止める(アクセプタンス)、思考に囚われない脱フュージョン、そしてヘキサフレックスの多くの要素を含むトレーニングにもなると思います。
ぜひ試してみてくださいね。
本日のブログでACTのヘキサフレックス=6つの要素についてのお話は終わりです。
これら6つの要素はそれぞれが関係しあっているもので、どれかだけができていればよいというものではありません。
感情や思考に囚われず、受け止め、価値に沿って行動していく、ACTは心理的柔軟性を高め、生活の質(QOL)を向上させるための認知行動療法の一つのスキルです。
リエンゲージメントでは、アクセプタンス・コミットメントセラピーなども取り入れた認知行動療法をプログラムで行っています。
興味のある方は是非見学にいらしてくださいね。
<こちらからも見学のお申込みができます>
3月4日に女性のためのラグビー講座がアートフォーラムあざみ野で開催されます。
『ラグビーは男性のもの』ということに囚われず、参加されてみるのはいかがでしょうか。
【日 時】2019年3月4日(月)19:00~20:30(開場:18:30)
【会 場】アートフォーラムあざみ野(男女共同参画センター横浜北)
【参加費】無料(要事前申込)
【定 員】50名(先着順)
【対 象】女性(高校生以下の方は保護者の方の同伴をお願いします)
【申 込】Web申し込み
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一般社団法人リエンゲージメント(就労移行支援事業)
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