自己管理プログラム

自己管理プログラム

自己管理プログラムは、リエンゲージメントのプログラムの中でも要となるプログラムです。
自己管理を行い、生活リズムが整うと基礎体力が付きます。
基礎体力が戻ると、本来の自分の力が発揮できるようになります。
本来持っている、ストレス対処能力、集中力、判断力などが発揮されるようになり、社会に適応していくための基礎が整っていきます。
自身の生活パターンを分析し、基礎体力を向上させるためにはどのような工夫が必要か考えましょう。

【ワーク1】先週一週間の様子を生活リズムシートに記入し、下記のポイントを参考にふり返りをしましょう。

🟢ふり返りのポイント
◆睡眠 ― 時間・質、就寝時間・起床時間
◆食事 ― 1日3食(タンパク質・野菜を摂れているかどうか)
◆入浴 ― 夜・湯船につかっているかどうか
◆余暇活動 ― アクティベーションとリラクゼーションのバランス
◆服薬 ― 飲み忘れ、飲み過ぎ、主治医の指示に則った服薬
◆気分 ― 変化・流れ
◆ひとこと ― その日の状態や印象的だったことについて
◆週目標 ― 目標は達成できたか、どの程度取り組めたか、今後に生かせることはあるか

✅ふり返りをして気になることや気づいたことは生活リズム記録シートの余白にメモ等を書き込んでおきましょう。

生活リズム記録シートはこちらをクリックしてダウンロード

【ワーク2】睡眠や食事など、それぞれの項目で課題(うまくいっていないこと)を目標設定シートに記入しましょう。

各項目(睡眠・食事・入浴・余暇活動・服薬・気分)で、できていないことやうまくいっていないことがあれば、「課題」に記入しましょう。特に問題がない項目は空欄で構いません。上記の項目以外にうまくいっていないことがあれば、「その他」に記入しましょう。

💡すぐに改善できなくても、今自分が何ができて何ができていないかを把握することは重要です。

目標設定シートはこちらをクリックしてダウンロード

【ワーク3】目標設定シートに今週の目標を設定しましょう。一週間の目標と、セルフモニタリングプログラムの目標、両方作成してください。

🟢週目標とセルフモニタリングプログラム目標について
一週間の目標(週目標)とは別に、リエンゲージメントではセルフモニタリングプログラム目標を定めています。セルフモニタリングプログラムとは、毎週水曜午後、自ら必要な行動を計画し実行するプログラムです。今の自分に必要な目標を考えてみましょう。

(例)履歴書を作る、ハローワークに行く、散歩をする、英語学習、買い物をする、家族の手伝いをする、Youtubeで運動をする、定期通院、区役所等の外出、ゆっくりと休養するなど、自分に合ったものを選びましょう。

🟢目標設定のポイント
(1)自分自身の課題を捉え、それに合った目標を立てましょう。
(2)スモールステップで、現実的な目標の設定をしましょう。
  最初は「毎日プログラム参加する」等、無理のないものにしてみましょう。
(3)具体的に達成したとわかるものを目標としましょう。
  達成したかどうか分かりづらい例・・・「毎日プログラムをがんばる」
  達成したかどうか分かりやすい例・・・「5日間プログラムに参加する」

ワーク1~3を実施しましょう。

🟢課題提出について
・報告メール時に、①週目標 ②セルフモニタリング目標 ③先週のふり返りの所感(感想)を書いてください。直接テキストで打ち込むか、Word等を添付する形式でお願いします。
・生活リズムシートや目標設定シートは来所時にご提出ください。

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