言葉を受け入れていく ブログ

言葉を受け入れていく

こんにちは。
年末に比べて日が長くなってきたものの、寒さはまだまだ厳しいですね。
感染症も流行っておりますので、体調管理を気をつけていきたいものですね。

さて、今回はコミュニケーションの話をしようと思います。

誰かと関わる時に、自分にとって心地よくないと感じる言葉が飛んでくることってありますよね。

今後の関りが全くない、これまでの経過を全く知らない人から言われたのであれば、気にしないことも大事です。

しかし、大体の人は気持ちがとても反応します。
そして今後も関りが継続するとなると、どうしたらいいのか困ってしまいます。

プライベートで発生するのであれば、容易ではないにしろ相手と関りを絶つという結論に持ち込むことも可能かもしれません。

しかし、会社ならどうでしょう。
「あの人が嫌だから明日から関わらないぞ!」という対応をとると…業務が回らなくなるという大きなデメリットが発生します。

言われた内容が個人の性格や趣味についてなど個人的なことで、誰が聞いても明らかに個人攻撃であるということであれば取り合う必要はないかもしれません。
ただ、就業に関わることであれば、どんなに嫌だと自分が認識しても、最初から拒絶するのではなく、話の「内容」と「意図」に耳を傾ける姿勢が求められます。

それから、人は図星をつかれた時に衝撃を受ける生き物でもあります。
図星なので本来は「自分でも同じように思っていた」ということなのですが、衝撃に気を取られると自分への攻撃とみなしてしまうこともあります。
最悪の事態としては、自分を棚にあげて相手を攻撃しかえすというコミュニケーションです。
しかし、それを会社でやってしまうとまずいですよね。
ですから衝撃(他者からの指摘)を受けた時は、図星をつかれたのか否かを自分に聴いてみることです。
そして、図星だった場合は攻撃ではなく、「そうそう、私も同じように思っていたんだった」と受け入れる。
こっちの方が生産的なコミュニケーションに近づきますね。

この辺りを「知識」として知っておくと、衝撃の瞬間は感情的に反応してしまったとしても、落ち着いたときにコミュニケーションの修正に持ち込むことができます。

現実として、自分にとって心地よい言葉や対応だけで社会が回っているとは限らないこと、皆さんはご存じかと思います。
時に、グサッとくる話もあるでしょう。
自分がグサッとした対応を取る側に回ることもあるでしょう。
そこのポイントは人それぞれです。

お互いに浸透しやすい言動を選ぶなど配慮し合うことは大前提です。
その上で衝撃が発生した時には、発信された言葉はどのような内容なのか、それが発信されたのはどのような意図なのか。
感情的になった部分を切り抜くのはなく全体で見てみましょう。
そして、その際に社会という観点と私的という観点とを分けて考えてみるのもいいかもしれませんね。

当事業所では、このような内容を盛り込んだプログラムを「アサーショントレーニング」として実施しています。
講義、ディスカッション、ロールプレイを用いて、自己や他者への理解をふりかえり、職場や生活で適応できるコミュニケーションスキルに繋がるように支援しております。

ご興味のある方は、無料見学会も実施しておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。

   

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