精神障害者が就職先(企業)を選ぶときに気をつける3つのポイント💡 ブログ

精神障害者が就職先(企業)を選ぶときに気をつける3つのポイント💡

皆さん、こんにちは!
就職・転職マーケットが活発化する時期に入ってきました。皆さんの就職活動は順調でしょうか❔
今回は精神障害者(*1)が、就職先(企業)を選ぶときに気をつけるポイントを、3点に絞って解説します。
皆さんの就職活動の一助になればと思います😊
 
① 就職先には、健常者と障害者が交流するインクルーシブ(*2)な社風があるか?
② 就職先で担当する業務は、その企業の本業に関連する業務か?
③ 就職先には、契約社員から正規社員に登用される制度があるか?
 
⇒①インクルーシブな社風というのは、健常者と障害者の業務を分け隔てせずに、
  双方向でコミュニケーションがとれる企業文化のようなものです。
  一般枠(*3)で採用した社員と障害枠(*4)で採用した社員の業務を分離しないため、
  障害者枠の社員は様々な業務にチャレンジして、
  一般枠の社員とコミュニケーションを取りながら仕事を進めることができます🌞
  このような社風のもとでは障害の特性があっても、チャレンジする喜びやそれに伴う成長、
  コミュニケーション能力の向上が期待できます💪
 
 ②企業の本業に関連する業務というのは、
  その企業が提供している主商品や主サービスに携わるすべての業務です。
  営業や事務だけではなく、郵便物の仕分けやシュレッダー処理作業などもそれに含まれます。
  本業に関連しない業務というのは、その企業がIT・情報関連セクターであると仮定したら、
  本業とは関連なく推進しているものづくりや農業などの副業に関わる業務です。
  収益化が見込まれない企業の副業は、可能性の1つとして
  法定雇用に基づく障害枠社員の採用に伴い、後から設けられたとも考えられます💡
  ただ自分の携わった製品やサービスについて、企業の本業との関連性が見出せず、
  誰のためにどんな役に立っているのかが見え辛いことで、
  働く上でのモチベーションに影響することはありますよね💦
  頑張って働いているなか社会への貢献感が得られにくい点で、
  働く本人がデメリットに感じる場合もあるかもしれません🥺
  そのあたりの認識が曖昧で、モチベーションに影響するようであれば、
  思いきって職場の人に聞いてみると、明確化されてスッキリできそうですね✨
 
 ③契約社員から正規社員に登用される制度というのは、企業によって有無が変わります。
  障害枠での就職は契約社員としてスタートするのが一般的です。
  企業によって、契約社員として数年間の勤務後に、正規社員へ登用する制度が設けられています🆙
  障害枠で契約した社員にとって正規社員への登用条件をクリアすることは、
  安定した勤務、業務のスキルアップ、コミュニケーション能力の向上が必要とされるため、
  目指すべき明確な目標となります🚩
 
今回は就職先(企業)の選択を、企業の社風、担当業務、雇用条件からお伝えしました。
リエンゲージメントでは利用者のゴールを就職ではなく、就職後の安定した社会生活に置いています🍀
そのため、就職までの必要訓練、企業研究、就職試験対策だけではなく、
就職後のフォローアップ面接も実施しています😸
就職前と後で入社ギャップは発生していないか、
就職後の問題・課題は何で、どんな解決方法があるかを一緒に考えています。
 
もし一人での就職活動に問題を抱えているようであれば、
ぜひ一度リエンゲージメントに見学にいらしてください🙋
ご一緒に再就職への問題を解決していきましょう🌱
 
 
 *1…精神障害者:精神障害者保健福祉手帳を持つ人と定義しています。
 *2…インクルーシブ:障害の有無などによって排除、差別されることがない包括的な企業という意味です。
 *3…一般枠:障害者雇用ではない、一般の求人枠という意味です。
 *4…障害枠:障害者手帳を持つ人の求人枠という意味です。
 

   

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