怒りと上手く付き合っていく ブログ

怒りと上手く付き合っていく

こんにちは。
気温も下がって、すっかり秋となりましたね。 

10月は夏が頑張ってしまい、体も順応するのに大変だった方もたくさんいるのではないでしょうか。
秋バテになっても無理もない状況でしたので、体調管理に気をつけたいものですね。 

さて、先日電車のつり革広告でこんなものを見つけました。 

「こんなとき、あなたはどう考えますか?」と書いてあって、車内のとある乗客に対して2人の人の考えが吹き出しで書いてあります。
例えば、眠くて頭が左右に揺れている人に対して、ひとりの方は「もたれかかってくるなよ」と考え、もうひとりの方は「仕事で疲れているのかな」と考えています。 

そして、最後にこのようなメッセージが書いてありました。 

「そこに至ったストーリーを想像してみる。他者への思いやりが、駅・電車内での笑顔を増やします。」 

ちょうど、この広告を見つけた日はアサーションのプログラムで怒りの表現について紹介する日でしたので、事業所でも紹介させていただきました。 

同じシチュエーションでも、どう考えるかで怒りを感じるかどうかが変わるんですよね。
無理にポジティブに考える必要はないので、「そこに至ったストーリーを想像してみる」というのが可能性の選択肢を増やすために役立ちそうです。 

広告は電車内での出来事の話でしたが、就職した後、会社でもこの気持ちは沸き起こるし、しばしば厄介だったりします。 

たまに、怒りを「悪」だと捉える方もいるのですが、怒りを感じることは人間として自然なことです。
しかし、大きすぎる怒りは感じるのも苦痛ですし、怒りのまま相手を攻撃したらトラブルにしかなりませんよね。 

6秒待ってみたり、ストーリーを想像してみたり、少しその場を離れてみたり、たまにスルー機能を発動してみたり。
色んな工夫を用いることで、怒りと上手く付き合うことができるようになっていきます。 

会社は価値観の異なる人の集まりですから、色んな期待のズレによって怒りを感じやすいかもしれません。
ご自身の価値観も周りの価値観も、どちらも尊いものですから、折り合いをつけることが大事になってきます。 

ただ、この折り合いの付け方は気合でどうにかなるものでもありません。
ただただ我慢するだけでは、あとあと爆発しかねないですよね。 

集団の中で、じっくり自分とも向き合いながら練習してみることをお勧めします。 

当事業所では、集団プログラムはもちろんのこと、個別でもふりかえり行うことで自己理解を深めて他者との折り合いを学ぶことができますよ。
就労に向けて一人では難しいことにも挑戦できるのが、就労移行支援事業所の強みです。 

見学相談も受け付けております。
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