“ちょっとした声掛け”の大切さについて
皆さん、こんにちは。
リエンゲージメントのスタッフです🐱
最近はニュースで外出を控える声掛けがなされるほど、暑さが猛威を振るっていますね🥵
脱水症状や熱中症になると大変なので、弊所でも利用者の皆さんやスタッフ同士で声を掛け合い、対策意識を高めております❕
また、声掛けの内容にも気を付けております。
例えば「水分をよくとって」だけだと、本当に水だけ沢山飲んで体内の血中濃度が下がり、逆に脱水症状等になる可能性を高めてしまう恐れもあります💦
この場合、「塩分等のミネラルも一緒に補給」といった行動の方が、体内の水分量の維持としてはより適切なので、その情報を付け加えます😊
このように私達は、「この伝え方・内容で相手に問題なく伝わるかな?」等と気にしつつ、コミュニケーションをとるように日々心掛けております。
ただ、このブログをご覧の皆さんも感じられたかもしれませんが、こういった1つ1つの声掛けに気を配るというのは、就労場面においても必要ですよね💡
例えば精神疾患をもちつつ働いている人への調子の確認で、「体調はどう?」という質問に「大丈夫です」との返答があったものの、「後々になって“実はメンタルの調子は悪かった”と判明」ということがよくあります。
質問された本人はあくまでも、「体調=身体の状態(内科・外科的なこと)」と認識しており、相手が前提とする「体調=心身全般の調子」という認識とのズレが生じていたわけですね。
この場合、「体調」と「気分(メンタル)」に分けて調子を聞くほか、事前に「ここでいう“体調”はメンタルの調子も含む」と一言説明を入れておく等、ちょっとした工夫をするだけでも、コミュニケーション上のすれ違いが生じにくくなりますよね❣
弊所でも雑談といった日常会話から、報連相(報告・連絡・相談)や確認といった業務上必要な会話等、色々な場面ですれ違いが生じます😂
その度に、疑問に思った点・よく分からなかった点を互いに確認・修正し合って、共通認識を得てすれ違いを解消させます。
最初は些細なすれ違いであっても話を進めるうちに、「いつの間にか大きな溝ができていた😱」と問題に繋がることも世の中少なくないため、逐一の確認作業を意識的に行っております。
逐一確認するというと、「これってどういう意味😟?」等と詰め寄るような怖い姿が連想されるかもしれませんが、もちろん言い方や声掛けタイミングを工夫し、相手に威圧感や不快感を与えないように配慮したうえでのお話です(笑)
そうして丁寧に確認しつつコミュニケーションをとっていると、より他者と理解し合えて、自然と信頼関係が構築されていきます💖
弊所でも利用者の皆さんとスタッフで信頼し合い、就職および就労定着という目標に向かって、二人三脚で訓練を進めていけるのは、そうした“ちょっとした声掛け”を大切にしているおかげもあるのかなと、私は実感しております✨