就労に向けた土台作り
みなさん、こんにちは。
気温が高かったり雨で湿度が高かったり…
天気が定まらない日もたくさんありますが、いかがお過ごしですか?
当事業所に通われている利用者の皆さんは「働きたい」という想いを胸に通っておられます。
働くための準備を1つ1つ、集団生活の中で進めていますよ。
さて、通いはじめの時期は、体調のコントロールや生活リズムの調整から取り組まれる方が多い傾向にあります。
そこで、質問です。
皆さんがご自身の体調をコントロールする上で欠かせない「受診」、どれくらい活用できていますか?
他の方の診察の様子を覗くことはできませんから比べることもできないですが、なんとなく疑問を持ちながらもそれについては口に出せず…。
予約時間になったから受診してお薬をもらって帰るという方も少なくありません。
・前回の診察からどう過ごしてきたか。
・何か変化があったか。
・出されたお薬の飲み心地はどうか。
・何か困ったことや心配なことはあるか。
ピックアップすれば伝えた方がいいなと思う項目ってたくさんあります。
でも、伝えたいことは多いのだけど短い診察時間の中で何をどこまで伝えたらいいのか分からない…なんてことも。
そんな時はぜひ主治医に「必ず診察で伝えた方がいいことって何ですか?」と尋ねてみましょう。
お薬調整には医師とのコミュニケーションが欠かせません。
1人であれこれ考えるよりも、次回の診察までの準備がしやすくなりますよ。
それから、「自分が飲んでいる薬がどういう効果があるのか分からないけど出されているから飲んでいる」という方はいますか?
それも主治医に一度確認してみるといいですね。
例えば、「睡眠薬」をいつもと同じ時間に飲むのを忘れていて、あとから気づくことありますよね。
飲み忘れて寝たけど、夜中に目が覚めた時に思い出して飲みましたという声も聞きます。
何事も問題なく次の日の朝を迎えられるのであれば困りませんが、人によっては困った事態になることもありますよね。
というのも、飲む時間によっては起きるべき時間に薬の作用が残ってて起きれない…なんてことも。
睡眠そのものは大事なことですが日常生活に支障が出ます。
自己調整可と言われているお薬もあるかと思いますが、何か上手く行っていない感覚がある場合は遠慮せず相談してみることをお勧めします。
就労に向けた体つくりは、家づくりで言えば基礎工事みたいなものです。
それなりに整えても見栄えの良い家はその上に建ちます。
しかし、何かあったときにどれぐらい耐えられるのかを考えたら…しっかり固めておきたいですよね。
ただ、それを自分1人だけで行うのは大変な話です。
ですから、ここには利用者さん同士で励まし合いながら、スタッフと相談しながら、一緒に取り組む場があります。
事業所に関心のある方、気になり方はお気軽にご相談ください。
見学相談をWEB、LINE、電話にて受け付けておりますよ。
お待ちしております♪