自分と他者の権利を尊重しながら主張すること ブログ

自分と他者の権利を尊重しながら主張すること

皆さん、こんにちは。
暖かい日が続くと思えば最近急に寒くなり、ようやく冬を迎えることができたようですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
こう寒くなってくると口を開くのも億劫になってきますね。ただそんな季節でも人とのコミュニケーションを断つことは難しいみたいです。
 
今回はそのコミュニケーションを円滑に行う際に重要なことについてお伝えしたいと思います。
社会人として働いていくためには、職人さんや特殊なお仕事を除けば基本的に何らかの集団の中で周りの人とコミュニケーションを取りながら仕事をこなしていく必要があります。
 
そもそもコミュニケーションとは何なのでしょうか。また、適切なコミュニケーションとは何なのでしょうか。誰かに何か伝えるときの適切な方法とは何なのでしょうか。
それはお互いに伝えたい情報を言葉やジェスチャーを通して相手に届けるという行為であり、「良好な関係」を築くために行われます。
 
その際に重要なのは、「自他の権利と関係性を大切にしたコミュニケーションを行い、自分と他人の人権を侵害することなく自己表現すること」です。それを「アサーション」と言います。リエンゲージメントでは同名のアサーションというプログラムの中でこの内容について詳しく取り扱っています。
今回はアサーションの概要についてご紹介したいと思います。
 
アサーション重視されている精神として自他尊重の精神というものがあります。
自他尊重とは、自分の意見や考え、気持ち、欲求などを大切に「伝える」とともに、相手の主張、考えや気持ち、欲求を大切に「聴く」という考えです。すなわち、自分を尊重し、相手も尊重するという考え方や態度が求められ、「I’m OK. You’re OK.」という対等な人間関係を築くことが重視されています。
 
次に、自己表現における3つのスタイルについてです。
自己表現は以下の3つに大別されると考えられています。
 
①攻撃的なコミュニケーション(aggressive):相手の気持ちを無視して自分を押し付ける言動
②非主張的なコミュニケーション(non-assertive):自分の考えや気持ちを表現しない(「表現しない」という態度も表現となる)
③適切な主張、アサーティブ(assertive):自分も相手も大切にした自己表現
 
アサーションでは③のアサーティブな自己表現を目指します。
 
人によって、また家庭や職場などといった場面によってこれらのうちどのスタイルが用いられるかは変わってくることがあります。
自分が日頃シチュエーションごとにどんなスタイルでコミュニケーションをとっているかを一度振り返ってみてアサーティブな自己表現の割合を増やしていけると、周りの人たちと良好な関係を築いてお仕事を円滑にこなしていくことができるようになるかもしれませんね!
    
コミュニケーションや職場の人間関係で悩みがある方は、一度リエンゲージメントのアサーションを見学してみませんか?
無料見学相談は随時受け付けております。
お気軽にお申し込みください。お待ちしております。

   

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