✿ 香りによるストレス対処 ✿
こんにちは。
日中はまだ暑い日があるものの、朝晩の気温は涼しく秋を感じますね🍁
世間では9月頃から、「金木犀」の香りの商品が売り出され始めます。
金木犀とは、だいたい9月中旬~10月下旬が開花時期とされ、オレンジ色の小さくて可愛い花を咲かせる植物のことです。
なお、気温が高いと開花時期も遅くなる傾向にあるようです。
道を歩いているとき等、どこからかフワッと漂ってくるあの甘い香りに、毎年癒されております🥰
好きな香りを少し嗅ぐだけでも、ストレス解消に繋がることがありますよね。
そこで本日は、疲れた心身を癒す方法の1つとして、「エッセンシャルオイル(精油)」を用いたストレス対処をご紹介いたします。
皆さんは日常生活で、「香り」を意識して過ごされたことはありますか?
例えば、以下のような経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(例)・好みの入浴剤を入れた湯船につかってリラックスした
・好きな香水をつけ気分を上げて外出した
・通勤途中の道に咲いている花の香りに癒された …等々
上記のように、意外と香りによるストレス対処は、無意識に行っていることがあります。
実は、鼻と脳は神経で直結しているうえに距離が近いため、嗅覚への刺激は良くも悪くも強く影響することがあります。
良い点としては、脳内の神経細胞にとって有益に働き、自律神経が安定して気持ちが落ち着くといった効果が挙げられます。
ちなみにエッセンシャルオイル(精油)とは、簡潔に言えばたくさんの植物の成分を、1つにギュッと濃縮させたオイルのことで、何百グラムの植物から数グラムしかとれない貴重なものです。
したがってエッセンシャルオイルのもつ効果は非常に強く、直接肌につける・容器に鼻を近づけて直に嗅ぐ等、使い方を誤ると効果が強すぎて、逆に肌荒れ等の悪影響を及ぼす危険性もあります。
これは食べ物で例えるとイメージしやすいと思います。
いくら栄養価の高い食材を豊富に使った料理を食べたとしても、食べ過ぎるとその分脂肪に変わる・お腹を壊す等、良くない結果を引き起こしますよね💦
エッセンシャルオイルにおいても同様のことがいえるのです。
ただ使用方法をきちんと調べたうえで、用途に合わせて気をつけつつ使うのであれば、例えば気分をリラックスさせて睡眠の質を上げられる等、プラスの効果を期待できます✨
【オススメの使い方】
・ハンカチや4つ折りにしたティッシュペーパー等に、オイルを数滴垂らしておき、仕事や勉強の合間に嗅いでリフレッシュ
・アロマストーンやその他の専用容器を用意し、オイルを数滴垂らして枕元等に置き、寝るときにリラックス
・耐熱容器にお湯を入れ、その中にオイルを数滴垂らし、蒸気によって広がる香りを楽しむ(容器に顔を近づけて嗅ぐ際、頭からタオル等を被り覆うかたちにすると、より香りを楽しめます)
※エッセンシャルオイルは100%のものがオススメ!(効果を得られやすいため)
→選び方の例:オイル容器のどこかに、その植物の学名が記載されているものを選ぶ。
※持病のある方は、使用しても問題ないか主治医に要確認!
幾つかのエッセンシャルオイルについて、概要をざっくりとですが記載しておきますので、ご興味のある方はぜひ参考にしていただければと思います😊
≪代表的なエッセンシャルオイル≫
・フローラル系:主に花から抽出され、万人受けしやすく、甘い香りや華やかな香りが特徴。
⇒【主なアロマオイル】ラベンダー・ローズ・ゼラニウム・ネロリ …等
・樹木系(ウッディ系):樹皮や葉・枝などから抽出される。爽やかで清々しい香りが特徴。
⇒【主なアロマオイル】ティーツリー・ユーカリ・サイプレス・ローズウッド …等
・樹脂系:樹木の樹脂から抽出され、クセのある甘い香りが特徴で、香りが長く続く。
⇒【主なアロマオイル】フランキンセンス・ベンゾイン・ミルラ・ガルバナム …等
・ハーブ系:ハーブの葉や種から抽出され、やや苦みのある清涼感の強い香りが特徴。
⇒【主なアロマオイル】ペパーミント・レモングラス・クラリセージ・タイム …等
・柑橘系:主に柑橘類の果皮から抽出され、爽やかでフレッシュな香りが特徴。
※他のオイルより酸化しやすいため、開封後は半年以内に使いきることを推奨
⇒【主なアロマオイル】オレンジスイート・マンダリン・ベルガモット・ユズ …等
・オリエンタル系:花や木から抽出され、東南アジア等を連想させる重く甘い香りが特徴。
※少量でも強く香って長持ちするため、使用量には特に注意が必要
⇒【主なアロマオイル】イランイラン・ベチバー・サンダルウッド・パチュリ …等
・スパイス系:スパイス類から抽出され、ピリッとした刺激が強めの香り。
⇒【主なアロマオイル】カルダモン・クローブ・ジンジャー・クミン …等