疲れと自律神経の関係について⑤ ブログ

疲れと自律神経の関係について⑤

皆さん、こんにちは。
寒い日があったと思ったら、いきなり夏日の気温になる等、気温の変動が激しいですが、いかがお過ごしでしょうか。
今後は夏に向けて段々と暑くなっていくと思いますので、改めて体調管理に気を配っていきたいですね。
服装で調整するだけでなく、良質なたんぱく質やビタミンといった栄養素が豊富なものを食べて体調を整えていきましょう。
 
さて、本日は2022年2月15日のブログの続きです。
前回は、自然界にある「ゆらぎ」という性質に着目し、五感で自然を感じることで、リラックス効果を得る方法についてお話しましたね。
今回は、自律神経を整える方法の一つとして、疲労を抑えつつ解消もできる「光刺激」に着目したものを紹介したいと思います。
 
実は脳を疲れさせる要因の1つに、「紫外線」があります。
人間の脳は、目や肌を通じて紫外線に晒されていることを察知すると、メラノサイトという細胞を活性化させます。
 
ちなみにメラノサイトとは、メラニン(肌等を黒くする色素)を生成する細胞です。
紫外線の浴び過ぎは人体にとって有害であるため、メラノサイトは積極的にメラニンを生成し、肌を黒くして紫外線から守ってくれます。
 
そして同時に交感神経が優位となり、紫外線から身を守ろうと戦闘態勢に入ります。
そうして紫外線と戦っているうちに、脳は疲れていってしまいます。
以前、夏場における室内外の極端な気温差で、自律神経が乱れて疲れが溜まるというお話をしましたが、紫外線によっても乱れるということですね。
 
体内時計や自律神経を整えるために日光浴は必要ですが、15分以上浴びると、脳にも身体にも負担がかかります。
したがって、紫外線が強くなるこれからの季節は、サングラスやUVスプレー等を使用してみると、疲れの軽減に役立つかもしれません。
 
また紫外線対策だけでなく、室内の照明を調整する方法も疲れの解消に役立ちます。
 
一般的な室内照明の色は、大きく分けて白色と暖色の2種類があります。
白色の照明は明るく周囲の物を認識しやすいですが、眩しく感じやすいです。
一方で暖色の照明は、落ち着いた印象で副交感神経が優位になり、リラックス効果を得やすいとされています。
 
就寝する前には暖色系の間接照明に切り替え、スムーズに眠れる環境をつくると、質の良い睡眠にも繋がり、疲れがとれやすくなります。
よく眠れずに悩んでいらっしゃる方は、ぜひ試してみてくださいね^^
 
今回はここまでです。
自律神経については、不定期ですが今後もお話していく予定です。
その他にも、リエンゲージメントの様子や皆さんに役立つ内容をお伝えしていきますので、ぜひ今後もブログに目を通していただけると幸いです。

   

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