ジョハリの窓で深める自己理解 ブログ

ジョハリの窓で深める自己理解

こんにちは。
2022年がスタートして、早いもので1ヶ月が経ちました。
寒い日が続いていますので、体調管理をしっかりして過ごしていきたいですね。
 
さて、本日は自己理解についてお話ししていきたいと思います。
就職活動や長く安定して働くためには、“自分を知ること=自己理解”がとても重要です。
 
就職面接の際に、面接官から「あなたの長所はなんですか?」「あなたの強みはなんですか?」という質問をされることがあります。
趣味や好きなこと・ものについては「●●です。」と比較的簡単に答えることができると思いますが、長所や強みとなると難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
また、長所はあまり浮かばないけれど、短所はたくさん思いつくという方もいらっしゃるかもしれません。
面接のときには、短所だけでなく、自分の長所や強みもしっかり伝えられるようになっておきたいものです。
 
自己理解の方法はいくつかありますが、今回は「ジョハリの窓」をご紹介したいと思います。
「ジョハリの窓」は、アメリカの心理学者ジョセフ・ラフト氏とハリー・インガム氏が考案した人間関係モデルで、二人の名前にちなんで「ジョハリの窓」といいます。
「ジョハリの窓」では、他者との関係から一人の人間の心の中を次の4つの領域に分けてあらわしています。
 
①開かれた領域:自分も知っていて、他者にも知られている
②気づいていない領域:自分は知らないが、他者は知っている
③隠している領域:自分は知っているが、他者には知られていない
④未知の領域:自分も知らないし、他者にも知られていない
 
様々な対人関係の中で、私たちの心の中でこの4つの領域が都度動いています。
 
自己理解のためには、「①開かれた領域」を広げていくことが必要といわれています。
「①開かれた領域」を広げるには、自分のことを相手に知ってもらう【自己開示】が大切です。
自己開示することによって「③隠している領域」を狭くすることができます。
 
そして同時に必要なのが、他者から【フィードバック】を得ることです。
適切な【自己開示】をすることで他者から【フィードバック】を受けることができます。
その結果、「②気づいていない領域」を減らすことができます。
 
私たちは自分では気づかぬうちに相手や周囲に様々な影響を与えていますので、他者だからこそ気づき知っていることを率直に伝えてもらうことことで、自分が気づいていない、知らなかった自分も知ることにつながります。
【フィードバック】は、行動や思考、感情など見えたこと、聞こえたこと、感じたことを相手に具体的に伝えることで、良い悪いといった“評価”ではありません。
“評価”や“判断”ができるのは、あくまでもフィードバックを受け取った自分自身だけです。
 
このように、「ジョハリの窓」では自分自身の適切な【自己開示】と、他者からの【フィードバック】により“自己理解”を深めることができます。
“自己理解”が深まれば面接での応答に限らず、これから長く安定して働くための大きな武器になります。
 
私たちリエンゲージメントでは、「ジョハリの窓」など“自己理解”を深め就職、就労定着に役立つプログラムを提供しております。
ぜひ、お気軽に見学、体験にいらしてください^^

   

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