振り返りの大切さ
皆さん、こんにちは。
11月は暖かい日が多かったものの、12月に入ると、冬らしい寒さの日が増えてきましたね。
12月になり、もうすぐ2021年も終わりです。
今年もあっという間に1年が過ぎた気がします。
さて、今日は振り返りの大切さについてお話をします。
毎年、この時期になると「次の年こそは!」と思うのですが、なんとなくバタバタと流れて次の年の目標も立てられないまま、新しい年に突入という感じになってしまうという方も多いのではないでしょうか。
新しい年に心機一転したいですよね。
新しいスタートを切るためには、その前にちゃんと終わりの点を打つようにそれまでのまとめや振り返りをとして、こころの整理をしてから次にいくというのはすごく大事なことです。
もしバタバタしたままで流してしまうと、自分の外側で起きている世の中の情報(例えばコロナのニュースなど)を見たり、聞いたりしながら「なんとなくしんどいなぁ」という状態で来年に突入してしまう危険性があります。
自分の内側では何か変化していたり、進んだこともあったかもしれません。
きっと大変な中で頑張ってきたことがあったのに、それに気付けないままなんとなく悪いムードのまま次に行ってしまうなんてことにもなりかねません。
せっかくならいい状態にして今年を締めくくりたいですよね。
キャリアの観点から言うと、「経験」というのはとても大事なことです。
「経験」は、やりっぱなしにしてしまうと、そこから学びを得られずに終わってしまいます。
経験をせっかくしたのであれば何をそこから得たのか、何に気づいたのかなどをきちんと整理をして、「あぁ、自分はこういうことを学んだんだな」とふり返りをして経験を自分のものにすることも非常に重要なことです
ふり返りをすると、自分の変化を自分でキャッチできるようになります。
自分の変化を自分でキャッチするっていうクセをつけると、自己肯定感を高めることにもつながります。
「自分ってこういうことができたんだ」ということに敏感になることで、自分を認めてあげることができるようになります。
是非、今年の気づきを来年に生かして、前向きな気持ちで次の年を作っていってほしいと思います。
自分を大切に愛のある状態をスタート地点にすることで一歩踏み出して、来年も更にいい変化を自発的に起こしていく力をつけるためにも、時には立ち止まって、自分を知ったり、振り返りをしたり、棚卸をする時間を作ってみてくださいね。