在宅勤務の報連相 ブログ

在宅勤務の報連相

皆さん、こんにちは。
昼間は気温の高い日が続いておりましたが、今日は少し涼しくなりましたね。
秋風が気持ち良いですね。
これからの時期は気圧や朝晩の寒暖差が激しいことがあり、体が気候の変化に適応できず、体調が不安定になりがちです。
毎日の食生活に旬なものを取り入れながら、適度に体を動かして、睡眠で体を修復し、夏の疲れを回復していきましょう。
 

さて、今日は、「在宅勤務の報連相」について お話したいと思います。

新型コロナウィルスの感染拡大以降、多くの企業で在宅勤務や時差出勤が増加し、「テレワーク」「在宅勤務」はコロナ対策と仕事を両立させるには欠かせないものになりました。
働き方として定着しつつある在宅勤務は、障害のある人たちの働き方の一つにもなってきています。
リエンゲージメントの卒業生の方もスタートから在宅勤務で働き始める方も増えてきています。

勤怠が不安定になりがちな精神疾患をお持ちの方の中には、
「在宅勤務で通勤ストレスがなくなった」
「対人コミュニケーションが極端に減って、自宅で仕事ができることで働きやすくなった」
という声も多くあるそうです。
 

人とのコミュニケーションを苦手とする人の中には、「在宅勤務であれば働くことができる」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、在宅勤務でも職場の人たちとチームで仕事をすることが多いため、協調性や素直さ、正直さなど社会性が必須です。
 

そして、在宅勤務ならではの難しさもあります。
在宅勤務では在宅ができる仕事環境を自分で整えて、自宅で一人で仕事をこなして時間管理も自分でしていかなければなりません。
また、業務を進めていくうえで発生してくるわからないことや、体調が良くないときにちゃんと相談できること、在宅勤務ではこのような能力が求められます。
そして、チャットやメール、電話、Web会議など、適切な手段で報連相( 報告・連絡・相談)を自ら選択できることが重要になります。
 

在宅勤務という環境の中では、お互いに相手の姿が見えないことを意識することがとても大切です。
同じ職場の中で仕事をしていたときには気づけたことでも、在宅勤務では、周囲が気づきにくくなります。
自分からコミュニケーションをとること、悩んでいることや困っていることがあれば自分から発信することなどは、障害の有る無しに関係なく重要なことです。
 

精神疾患をお持ちの方の中には、この報連相がうまくできずに一人で抱えてしまったり、仕事が上手くいかなくなり体調を崩したりしてしまう方も多くいらっしゃいます。
報連相が上手にできるようになると、困りごとや孤独感も解消されていきやすいです。
リエンゲージメントでは毎日の通所の中で、この報連相のコミュニケーションスキルを高めてもらうために、状況に応じて報連相の仕方を一緒に考えていきます。
「問題が出る前に報告する、連絡する、相談する」ことは、自分の健康を守るためにも大切なことです。

今後の働き方として、「在宅勤務とオフィスへの出勤の併用」という働き方も増えてくると思われます。
在宅勤務の選択肢や柔軟性が求められている時代とともに、どちらの働き方でも対応できる報連相を身に着けていきたいですね。
 

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