夏バテ予防
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夏バテ予防

皆さん、こんにちは。
相変わらず猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
コロナ渦でストレスフルな生活が続くなか、オリンピックが無事に終わり、そして先日からはパラリンピックが開催されていました。
盛大な開会式でしたが、今後も様々な競技の魅力的な試合がたくさん行われますので、外出が難しいこのご時世だからこそ、自宅のテレビでゆっくり楽しみたいですね。
 

さて、猛暑が続いているとはいえ、もうすぐ季節の変わり目に差し掛かります。
天気予報では、最高気温は相変わらず30℃近くと高いものの、最低気温は今後少しずつ下がっていき、20℃前半くらいまで下がる日も出てくるようです。
そのように、暑い夏から涼しさを感じる秋へと移行していく際、問題として出てきやすいのは「夏バテ」です。
 

夏バテになると、「何だか分からないけれど体がだるい…」、「食欲が出ない…」、「微熱が出てしまった…」等、様々な不調が生じるようになります。
不調をそのままにすると、日常生活は何とか送れるかもしれませんが、だるさ等で辛さを感じるほか、仕事や家事でのケアレスミスが増え、怪我やトラブルに繋がってしまうことも考えられます。
夏バテになってしまった場合は、体調の回復を第一に考えしっかり休養をとることが大切です。
調子を崩さないに越したことはないので、いまのうちから予防対策を行っていくことをおススメいたします。
 

夏バテ予防というと色々なやり方がありますが、自宅で手軽にできる方法として、「食事」での対処をご紹介いたします。
まず、夏バテ予防の代表的な食材として、「豚肉」が挙げられます。
豚肉には、体づくりに必要なたんぱく質のほか、「ビタミンB1」や「ナイアシン」といった栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンB1は栄養ドリンク等にもよく含まれている栄養素で、別名「疲労回復のビタミン」とも呼ばれています。
また、糖質をエネルギーに変える働きもあります。エネルギー作りの手助けをすることで、筋肉などを正常な状態に維持しておくことができます。
夏はたくさん汗をかくため水分が失われがちになりますが、そうなると血液中の水分も少なくなり、血液を送り出す心臓への負担が増えて、「エネルギー不足」の状態に陥ります。
そうなると、夏バテの症状によくある「だるさ」等を感じるようになってしまいます。
そこで、エネルギーを作り出してくれるビタミンB1を摂取することで、エネルギー不足を解消することが可能となります。
 

なお、ナイアシンも摂取した糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあり、以前は「ビタミンB3」とも呼ばれていた栄養素です。
 

他にも、豚肉には「マグネシウム」や「カリウム」等、猛暑を乗り越えるために役立つ栄養素が豊富に含まれているので、この時期は積極的に取り入れたい食材だと言われています。
 

この話をきいて、「豚肉を食べると言っても、料理が苦手で…」と不安に思われた方もおられると思いますが、最近では料理初心者の方でも簡単に調理できるレシピが、雑誌やインターネット上にたくさん掲載されています。
ちなみに、私のおススメは「電子レンジレシピ」です。
そのレシピでは、だいたいが「材料同士を混ぜ合わせて、最後に電子レンジで加熱してできあがり!」といった具合で、すごく簡単に美味しく調理することができます。
また、食材を単品で調理するのもよいですが、例えば「キノコ類を豚肉で巻いてお皿に並べる→ドレッシング等をかけて味付けする→電子レンジで加熱する」といったように、他の食材と組み合わせるアレンジレシピの情報も豊富にありますので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
 

どのようなものを作るとしても、モチベーションがないとなかなかできないと思いますので、いかに「簡単に・楽しく(あわよくば安く)」できるかをメインに、レシピを探してみるのもよいかと思います。
あるいは家族や友人等、誰かと一緒にレシピを考えるのも楽しいかと思います。
実際、当事業所のリワークプログラムでは、メンバーの方々がいくつかのグループに分かれ、体調やメンタルヘルスの維持・向上に有効な栄養素や食材、食べ合わせや調理方法といった内容を、自発的に調べて発表をされたことがあります。
そのときの様子がとても和気あいあいとして楽しそうにみえました。
他の人と何かを考える・作業することには、役割分担ができるだけでなく、楽しく会話をしながらできるというメリットもあるので、より作業が捗るかもしれませんね。
 

本日は食事による体調管理の話をいたしましたが、食事だけでなく、運動や睡眠といった「生活習慣(≒生活リズム)」は、体調管理(メンタルヘルスも含む)をするうえで基本かつ最も重要な事柄です。
当事業所でも、「自己管理」や「疾病教育」といったリワークプログラムにて、自身の生活リズムを見直して「体調や気分の変化はあったか」、「今の生活リズムのなかで、体調等に影響を与えているものは何か」といったことを振り返る等、就労後も心身の健康を維持することを目指し、そのために必要なことを考える時間を設けております。
もし、「自分1人で振り返るのは難しい…」、「見直す必要はありそうだけれども、どうやればよいのか分からない…」等と悩まれているようでしたら、ぜひ1度、リエンゲージメントへご相談いただければと思います。
リエンゲージメントでは、スタッフに相談するほか、プログラムでリワークメンバーの方々と話して悩みを共感しつつ、皆さんが実際に行っている有効な対処をきくこともできますよ^ ^
 

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