オープン?クローズ? ブログ

オープン?クローズ?

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
8月も中旬に差し掛かり、台風のシーズンがやってきました。
不安定なお天気と厳しい暑さで、ついつい冷たいものばかり欲している毎日です。
入浴、軽い運動・ストレッチ、セルフマッサージなどを取り入れて、体を温めることも忘れずにしていきましょう。

障害者雇用でよく聞く言葉、「オープン」「クローズ」。
障害のある人が就職する上でどちらで働くのか良いか、悩む方も多いのではないでしょうか?
今日は、このオープン就労・クローズ就労についてお話します。

オープン

自分の疾病や障害を公開して障害者求人枠で就職活動や就労することを「オープン就労」といいます。
また、オープン就労には障害者求人枠ではない一般求人枠で自ら障害を開示して就労することを「セミオープン就労」と読んだりすることもあります。
クローズ
自分の疾病や障害を伏せて一般求人枠で就職活動や就労することを「クローズ就労」といいます。

さて、このオープン就労・クローズ就労。
それぞれにどのようなメリット、デメリットがあるのか簡単にまとめてみました。

~オープンのメリット~
・病気を隠さないですむ。
・具合が悪いときに正直に言いやすく、相談しやすい。
・通院日や服薬のタイミングが確保しやすい。
・仕事内容や労働時間で配慮が得やすい。
・支援者が訪問、職場内の調整がしやすい。

~オープンのデメリット~
・一般求人と比較して求人数は少ない。
・給料などの労働条件で一般求人より低くなることがある。
・希望する業種や職種で障害者求人を出していない可能性がある。

~クローズのメリット~
・障害者求人と比較して求人数が多い。
・障害者求人と比較して様々な職種がある。
・勤務時間、日数も様々な形態がある。
・一般の従業員と同等の待遇で働ける。
・病気・障害のことを隠せる。

~クローズのデメリット~
・支援者が会社と本人に対してサポートができない。
・通院日が確保しづらく、会社内での服薬に気を使うことがある。
・いつ病気、障害のことが周囲に伝わるか不安になる。
・一般の従業員と同様に多様な仕事や残業を指示されるされることがあり、また、断れず負担になる。

~セミオープンのメリット~
・障害者求人と比較して求人数が多い。
・障害者求人と比較して様々な職種がある。
・勤務時間、日数も様々な形態がある。
・病気を隠さないですむ。
・具合が悪いときに正直に言いやすく、会社内で服薬がしやすい。

~セミオープンのデメリット~
・一般求人と非開示と比較して採用の可能性が低くなる。
・応募した会社に障害者求人があった場合は障害者求人になることがある。
・開示しても配慮してもらえるとは限らない。

オープン就労、クローズ就労、セミオープン就労、どのような働き方をしていくのかを決めるのは自分自身です。
それぞれのメリット、デメリットをしっかりと考慮した上で検討していくことが大切です。

リエンゲージメントでは精神疾患をお持ちの方、お一人お一人の社会復帰を応援しています。就労することに不安やお悩みがある方は、まずはご相談ください。
ご見学・ご相談を随時、受け付けております。
一人で考え込まずにお気軽にご相談ください。

   

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