“しあわせ”を感じる大切さ ブログ

“しあわせ”を感じる大切さ

夏になり、最高気温が30℃近くまで上がる日々が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
脱水症状や熱中症が懸念される一方で、冷たい飲み物・食べ物のとりすぎや、クーラー等で室内を冷やしすぎることによる体調不良も増えますので、何事もやり過ぎには注意しつつ色々な工夫をして、なるべく生活リズムを崩さないようにお過ごしいただければと思います。
 

さて、突然ですが、私は最近『しあわせしりとり』という本を読みました。
こちらの本は、益田ミリさんという方が書かれたのですが、著者と友人との何気ない会話等、著者の日常生活をもとにお話が展開されていく内容で、私にとってはとても身近でほっこりしたものに感じられました。
そして、本のタイトルの通り、「しあわせしりとり」というものからお話が進んでいきます。
そのしりとりは、「自分が幸せを感じるものでしりとりをする」という単純明快なルールの遊びですが、それをあえて大人が行います。
幸せという程でなくとも、少しでも「楽しい・面白い・好き」等と思えるものであれば大丈夫です。
 

例えば、しりとりの「り」から始めるとしたら、「りんぐ(ホラー映画)→ぐみ→みんとてぃー→いぬ…」といった感じです。初手にホラー映画が出てきてびっくりした方もいらっしゃるかと思いますが、あくまでも「自分にとって好き・面白いと感じるもの」であるため、何でもアリです。
このしりとりを誰かとやってみると、相手の意外な一面を垣間見ることができ、「えっ!そういうものも好きだったの!?」と結構盛り上がって、楽しくコミュニケーションがとれます。
 

また、自分1人でしりとりをやってみるのもおススメです。
仕事や家事・育児等で日々忙しく過ごされている方や、新型コロナの影響もあって外出がなかなかできない方等、色々と事情は違えどストレスを抱えている方が沢山いらっしゃると思います。私も毎日仕事で忙しない毎日を送っているうちの1人です。
もちろん忙しいというのは、「やることがあって充実している」ということでもあり、悪いことではないのですが、気付かぬうちにストレスは蓄積されていきますので、少しずつ対処をしていく必要性は出てきます。
そこで今回ご紹介した「しあわせしりとり」が、対処法の1つとして役立ちます。
 

例えば、毎日仕事でからだも心も疲れていると周囲をみる余裕がなくなり、つい辛い現実ばかりに目が向きがちになり、どんどん気分が沈み込んでいってしまうことがあります。
そのようなとき通勤中・仕事の休憩時間・自宅等で、しあわせしりとりを頭の中やメモに書く等の方法でやってみると、「ストレスに感じることから意識をそらす」・「懐かしい思い出がよみがえってホッとした気持ちになる」等、ポジティブな効果が期待できます。
ちなみに、人間が幸福感を感じるとき、脳内では幸せホルモンの「セロトニン」が分泌され、「やすらぎ」や「癒し」の状態となりストレス軽減に繋がります。
なお、ポジティブな記憶を思い出すだけでも脳の活性化を促せますが、「その記憶を他者に話す」、「(苦い思い出であっても)過去から”いま”にどう繋がっているか・いままでの経験にどういうポジティブな効果があったか等、前向きに考える」といったことを行うと、良い効果が増大するそうです。
その他、好きな場所をお散歩しながらしりとりを行うと、気分転換ができることに加え、いつもなら見慣れ過ぎていてスルーしている景色にも目がいき、新しい発見があって楽しいかもしれないですね。
 

以上のように、「しりとり」という一見こどもっぽく思えることも、やり方によってはストレス対処にも効果的です。
ただ、ストレス対処の方法は多種多様であり、人によって合う・合わないの個人差も大きいです。したがって、ぜひ色々な方法を探し1つずつ試してみて、ご自分に合う対処法をみつけていただければと思います。
 

当事業所では、生活リズムの立て直し・体力づくりから始まり、様々な心理プログラムの提供、就職活動のサポート等を行っておりますが、前述したストレス対処法を利用者の方々が考える際にも、スタッフがお手伝いをさせていただくこともございます。 

「自力で何とかできそうにないけれど、悩みを相談できる人もみつからない…」とお困りでしたら、当事業所でお力になれるかもしれませんので、ぜひ気兼ねなく、リエンゲージメントまでご相談ください^ ^
皆さんが“自分らしく”生きていくためのお手伝いをさせていただきます。
 

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