価値観は人それぞれ
最近は寒暖差の激しい日々が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
朝・晩で10℃以上の気温差が生じる日もあり、服装での体温調節が難しいですよね。
私は調節がしやすいように、着脱しやすく暖かい素材のニットや、ストール・スヌード等を活用しております。
ストールやスヌードも、素材やデザイン等の種類が豊富で面白いので、その日の気分で服装のコーディネートをしてみる等、楽しみつつ防寒対策をしていただければと思います。
さて、本日は、私のお気に入りの『チャールズ・M・シュルツ 勇気が出る言葉』という本をご紹介いたします。
チャールズ・M・シュルツさん(故人)は、かの有名な「スヌーピー」という可愛い犬のキャラクターを生み出されたアメリカの漫画家で、こちらの本には、シュルツさんの格言とともに、スヌーピーと愉快な仲間たちの4コマ漫画が載せられています。
そのなかで、特に私の心に響いたものを1つご紹介いたします。
登場人物は、「チャーリー・ブラウン(少し頼りないけれど、いつも一生懸命な男の子、スヌーピーの親友かつ飼い主で、主人公)」、「パティ(チャーリー・ブラウンに辛く当たることはあるが、実は心優しい女の子)」、「シャーミー(初期に登場した男の子で、チャーリー・ブラウンへのツッコミ役や、指南役といった立ち位置だった)」の3人です。
ご紹介いたしますのは、3人一緒にいるところで、パティとシャーミーが、チャーリー・ブラウンについて話をしている場面です。
以下、*印で区切られた部分が、上記場面のセリフの引用です。
***********************************************
パティ:「あなたはチャーリー・ブラウンよりも強い?」
シャーミー:「そうだね」
パティ:「あなたはチャーリー・ブラウンよりも年上?」
シャーミー:「もちろん」
パティ:「あなたはチャーリー・ブラウンよりも賢い?」
シャーミー:「そうだと思うよ」
パティ:「じゃあどうして、私はチャーリー・ブラウンよりあなたが好きじゃないのかしら?」
***********************************************
出典:チャールズ・M・シュルツ、2013、『チャールズ・M・シュルツ 勇気が出る言葉』、KADOKAWA
皆さんは、上記のやりとりをお読みになって、どのように感じられましたか。
私は、シャーミーの返答に少しイラっとしつつも、パティの最後の一言にほっこりして、なおかつ、なんだかちょっと救われたような気持ちになりました。
上記のような気持ちになった理由としては、単にチャーリー・ブラウンのことが好きというお話だったからではなく、パティの一言で、「どちらが上か下かとか、良いか悪いかとかじゃなくて、価値観はホントに人それぞれなんだよね」と改めて思えて、そして、そういった自分の価値観を肯定してもらえた気がしたからかなと、私は考えております。
就職活動でも、書類選考や面接試験で不採用通知がきて落ちこみ、自分という人間が否定されてしまったような気持ちになることはありますが、それは単に、選考を受けた人の価値観と企業の求める価値観に相違があっただけで、それ以外の何ものでもありません。
個人の価値観や人格、能力等が否定されたわけではないので、全てを悲観する必要はないわけです。
ただ、上記のような気持ちからなかなか回復せず悩まれている場合は、病気の有無にかかわらず、ストレス対処や気持ちのコントロール、物事の受け取り方といったところで、何かしらの問題が生じているかもしれません。
「自力で何とかできそうにないけれど、悩みを相談できる人もみつからない…」とお困りでしたら、当事業所でお力になれるかもしれませんので、ぜひ気兼ねなく、リエンゲージメントまでご相談ください。
リエンゲージメントでは、クリニック、カウンセリングセンターとも協力し、皆さんが“自分らしく”生きていくためのお手伝いをさせていただきます。
↓↓↓ こちらから見学・相談のお申込みができます。 ↓↓↓
☘リエンゲージメントでは、随時 無料のリワークプログラムに参加できる方を募集しております。
お気軽にお問合せください☘