「真摯さ」
まだまだ寒さが続いていますね。今年の立春(りっしゅん)は、2月3日。1985(昭和60)年以来、2月4日が続いていましたが、37年ぶりに日付が変わったそうです。立春とは、二十四節気(にじゅうしせっき)において、春の始まりであり、1年の始まりとされる日です。春の始まりと言われても、日本では、寒さが厳しく冬真っ盛りの時期、体調管理を意識して過ごしましょう。
さて、リエンゲージメントでは、「EA」(E=Empathy 共感、 A=Acceptance 受容)というプログラムがあります。
目的としては
・受容、共感力を育む
・感受性を高める
・コミュニケーションの楽しさや大切さを学び、体感する
プログラム内では、ペアやグループを作り、それぞれが話し手・聴き手になりワークを行います。ワークを通して、受容・共感してもらう心地よさを体感したり、受容・共感する姿勢を実践することを繰り返し、日常生活で活かせるように練習をします。受容や共感力を高めることで、人間関係がスムーズに運ぶことに繋がります。
聴く姿勢のテクニックとしては、「うなずき」「相槌」「言葉を伝え返す」「気持ちや事柄、内容を確認する」などがあります。ただ、テクニックはあくまでもテクニックなので、うわべだけ聴いている場合は相手に伝わってしまいます。
話し手の気持ちを想像することはできますが、100%その人の気持ちになることは難しいということを忘れてしまうと、「お気持ち、分かります」と安易に言ったり、自分の価値観でアドバイスをしてしまうと、相手が傷つくかもしれません。
「100%の気持ちは分からない」からこそ、真摯な気持ちや態度で聴くことや、ただ一緒にいることで、「話して良かった」「聴いてもらえた」という安心した気持ちに繋がっていきます。そこから信頼関係が築かれていきます。
リエンゲージメントでは、心理療法始め様々なプログラムを通して、自分の考え方のクセを見つめ直したり、人間関係がスムーズに運ぶことを意識したワークを取り入れています。
気になる方は、一度見学にいらしてみてくださいね。