眠れない夜には…
こんにちは。
9月に入りました。9月は長月(ながつき)。
秋分の日(9月22日)を過ぎれば、秋の夜長ですね。
さて、本日は少し早いですが、秋の夜長にちなんで睡眠についてお話ししようと思います。
皆さんは、不安や心配な気持ちなどが頭をめぐり、こころがざわざわして、落ち着かず、眠れなくなったことはありませんか?
本日は、眠れない夜にどう対処していくか?のヒントをお伝えしていきます。
私たちは1日の生活の中で、様々な感情を抱きます。
その感情というのは、論理では説き伏せられないくらいの強いパワーを持っていると言われています。
そして、人は疲れると、ますます、感情に翻弄されるようになるものです。
そのため、疲れているときこそ、感情の収集が付けられなくなり、夜も眠れなくなってしまう…という悪循環に陥りやすいのです。
そんなときおすすめなのが、自分のさまざまな感情に耳を傾けることです。
その日自分に起きた出来事を振り返って、その時湧き上がった気持ちを偽らずに一つ一つ思い出して、整理してみましょう。
そうは言っても、アサーションのプログラムでもお伝えしている通り、自分の気持ちを正しく把握するというのは案外難しいものです。
なぜなら、自分の気持ちというのは、実際とは違う気持ちにすり替えたり、自分に嘘をついて容易に隠すことができるものだからです。
たとえば、「本当は悲しいけど、悲しくない」と自分の気持ちを抑圧したり、悲しみでいっぱいのところ、いつの間にか「ムカつく」と悲しみを怒りにすり替えてしまっていたりすることはありませんか?
このように知らず知らずのうちに、自分にとって都合の良い感情、扱いやすい気持ちに置き換えてしまうことがあるのです。
しかし、このように自分の気持ちを認めていない状態、自分の気持ちに向き合っていない状態では、気持ちが不安定になり、コントロールができなくなってしまうのです。
ですので、自分の本当の気持ちにきちんと向き合うことが大切です。
そして、小さな気持ちも粗末にせず、言葉にすることです。
そして、羨ましい、イライラするといったネガティブな気持ち、矛盾する気持ちなど、どんな気持ちも否定せず、認めることが大切です。
全ての気持ちに寄り添い、肯定してあげましょう。
これは、以前のブログでもご紹介したセルフ・コンパッションです。
ごちゃごちゃに絡まっている気持ちを一つずつ取り出すと、最後に一番奥に隠れていた気持ちが出てきます。
その一番奥にあったものこそ、発見してもらうことを待っていた大切な気持ちであることが多いものです。
それはもしかしたら、自分にとって見たくない感情かもしれません。
それでも、すべての感情は自分を守ろうとして発動するものです。
たとえば、恐れや不安があるからこそ、これから起こることについて危険を察知し、それを回避したり、対策を立てることができるのです。
ただ、感情には少々厄介なところがありまして、感情はその存在を主張するために、出来事を拡大し、視野を狭めるというメカニズムがあるそうです。
そこで、「わかってほしい」と訴えかけている感情に対して、「そこにいるのはわかったよ」と認めることが大切です。
そうすることで、過剰な訴えはおさまってきます。
どんな感情も、自分を守ろうとしてくれていることに感謝し、受け止めることで、その感情はやがて落ち着いていきます。
このように自分の本当の気持ちにきちんと向き合うことで、物事を悪い方へ悪い方へ考えるという流れを打ち切ることができるのです。
結論や次の対策が浮かばないこともありますが、このように自分の感情と向き合うだけでも気持ちが少し落ち着きますので、眠りやすくなるのではないでしょうか?
ぜひ試してみてくださいね^^
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