障害を開示して働くか、開示しないで働くか
みなさん、こんにちは。
暖かくなってきて冬物のダウンをしまおうと思ったら、また寒くなってと、三寒四温の時期となりました。体調を整えて、すぐそこまで来ている春を元気に迎えたいですね。
さて、今回のテーマは「就労で障害を開示する?しない?」です。
障害者手帳📖を持つ方が就労する際、障害を開示して働くか、それとも開示しないで働くか、
悩まれている方も多いのではないでしょうか。
自分の障害を企業に開示して障害者枠で就労することを、オープン就労といいます。
また、逆に自分の障害を企業に開示しないで就労することを、クローズ就労といいます。
ここでは、オープン就労とクローズ就労、それぞれのメリット、デメリットにはどういうものがあるか、一例をご紹介したいと思います。
〈メリット〉
・苦手なこと、出来ないことを伝えることで、業務内容や、スピード、量、勤務時間など、障害に配慮してもらえるので、出来るところから働き始めることができる。
・職場で障害に対して理解があり、相談できる支援員がいることが多い。
・通院のためのお休みが取りやすく、服薬するときも隠す必要が無い。
・入社前の実習を実施している場合があり、実際に仕事が合うか確かめることができる。
・入社後に支援機関を含めた定期面談を受けられ、労働環境の調整等をしてもらえる。
・休職期間が長くても理由が説明でき、比較的就労しやすい。
〈デメリット〉
・障害者枠の求人数は一般就労に比べて、求人数が少なく、仕事の内容が限られている。
・勤務先にもよるが、給与が低くなるケースが多い。
・雇用率の関係で短時間勤務希望の場合、求人を探すのが困難。
〈メリット〉
・オープン就労に比べ、幅広い職種、仕事内容で、求人数も多いので選択肢が広がる。
・勤務先にもよるが、オープン就労より給与が高くなる場合が多い。
・職場内でのスキルアップや昇進が望みやすく、やりがいを感じやすい。
〈デメリット〉
・通院のためのお休みが取りにくく、服薬も気を使う。
・自分のペースではなく、周りと同じように働くことを求められる(残業が断れない、疲れた時に休みたいと言えない、苦手な仕事でも断れないなど)。
・職場で障害に関する悩みを相談できる人がおらず、自分一人で問題を解決しなければならない。
・障害を隠し続けないといけないため、不安を抱きやすい。
・離職期間が長い場合、企業側が不安を覚え、なかなか採用に至らない。
オープン、クローズのどちらにしても、就職することがゴールではなく、就職し、働き続けることが重要です。
一人ではなかなか答えが出ない時もあると思いますが、リエンゲージメントではプログラムや面談を通して、自分のことを整理する時間を作っています。
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