過去、現在、未来。大切なものはどれ? ブログ

過去、現在、未来。大切なものはどれ?

皆さまはいかがお過ごしでしょうか。 さて、今回は普段の生活で皆さんが、過去、現在、未来のどこに意識を向けやすいかを問いかけたいと思います。 今、この瞬間に存在すること では、過去に起きたことに関して意識が向いているときに生じる「心配」と、これから何が起こるのかという未来へ意識が向いているときに出てくる「不安」にとらわれてしまうことで、自分が大切にしたいこと(価値)に向かって行動が出来なくなってしまうことを紹介しました。 不安や心配が「過ぎる」ことで本来のパフォーマンスが発揮できないのは誰も望むところではないと思います。
では、なぜ人は心配したり、不安を抱いたりするのでしょうか。 例えば、Aさんが職場の同僚と話合いをしているうちにヒートアップしてしまい、口論になってしまったとします。
そんなとき「失礼なことを言ってしまった。大丈夫だっただろうか。」と心配をしたとします。
このときAさんはなぜ心配をしたのでしょうか。
それはこれまでの経験が大きく関係してきます。 皆さんは、過去に人との関りのなかでコミュニケーションが上手くいかず、相手を怒らせたり、自分が不愉快になったという経験から、同じ過ちはもうしないと心に誓ったはずなのに、また同じことをしてしまったという経験はないでしょうか。
そうすると、上記のような状況に直面したときも「またやってしまった。」と後悔し、相手の反応を気にかけ「大丈夫だろうか。」と心配な気持ちを抱くかもしれません。 また不安は、これまでの上手くいかなかった経験をもとに、今後起こることに対して様々な想像をすることで生じてきます。
Aさんの場合「上手く伝えることが出来なかった。次も上手く言えないかもしれない。」と考え、不安から口論になった同僚を避けたり、他の方とのコミュニケーションも避けたりしてしまうかもしれません。 このように人は、過去や未来の事に対して感情を巡らせることで、今やるべきことに集中できなくなってしまう事が多々あります。
そのため認知行動療法では、「今、この瞬間」に意識を向けることで、思考や感情に囚われない訓練を行っていきます。 一方で、心配や不安という感情は一見ネガティブな印象を与えがちですが、上手に扱うことが出来れば、自分の人生に大きな後押しをしてくれる存在にもなります。
なぜなら、このような感情を抱くことで、より適切な行動をとる判断をすることができるからです。 過去の失敗経験からは「こうした方が良かったのではないか」と学びを得ることができ、未来への思考「こうするのはやめた方が良い。こちらの方が良いだろう。」とこれからとる行動を修正するきっかけを与えてくれます。 問題なのは、「心配し過ぎる」「不安に感じすぎる」ことです。
そのようなときは、思考が固まってしまい、物事を柔軟に見ることが出来なくなってしまっているかもしれません。
皆さまは、過去、現在、未来、どこに意識が向きやすいでしょうか? 人は過去を振り返り、未来を思い描くことができる唯一の生物だと思います。
これまでの学びを生かし、目の前の課題に対してしなやかに物事を考え、将来の理想像を目指して行動できるようにしていきたいものですね。 感情を上手くコントロールできるようになりたい、柔軟に物事を考えて問題に対処できるようになりたい、といったことにお困りであればいつでもご相談ください。
興味のある方は、ぜひ一度ご見学にいらしてください。
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