座禅体験を通して
長い連休明けの一週間、いつもより疲れを感じた方もおられるかもしれません。
徐々にペースを取り戻すようにしてくださいね。
今回は、連休中の座禅体験についてお話ししたいと思います。
数回しか座禅を体験したことがなく、この連休中に連続して座禅を体験してみたいと思い、お寺に通いました。
朝の7時から8時までの一時間の朝座禅です。
休憩を挟んで25分の座禅を二回行います。
そこでは座禅の仕方についての説明はなく、初心者は一枚の説明書と先輩方の所作を見習いながら覚えていくようになります。
部屋には二枚重ねの座布団が敷かれています。
合掌しながら低頭し、座布団の席に着きます。
上の座布団を二つ折りにして、その上に浅く腰掛けるようにしてあぐらをかきます。
姿勢を整え、気持ちを落ち着けた状態で待ちます。
鐘の音とともに座禅が始まり、静寂した雰囲気に包まれます。
通い始めて数日後の座禅の時でした。
二人の方が、座禅が始まってから遅れて入室されました。
そこでは、座禅が始まってからの入室は控えて、二回目の座禅が始まるまで廊下で静かに待つことがルールとなっています。
襖が開く音、座布団を折りたたむ音、座る際の音が耳に入ってきます。
一人の方は、私の前の席に座られました。
座禅では目をつぶらず、視線を1メートルくらい前方の床に落とすのですが、その動作がすべて視界に入ってしまいました。
「なぜルールを守って、次の座禅まで待てないのか」という想いにこころが奪われました。
しばらくして、その人が平穏に座禅に取り組んでいる姿を見て、「人に迷惑をかけておきながら、よく自分は落ち着けるものだな」と、邪念が膨らんできました。
他の先輩方は何ごともなかったように、平常心で座禅に取り組まれている様子でした。
他者の動きに惑わされている自分の未熟さに気づきましたが、先輩方と自分のレベルを比較することは止めました。
自分が今やれることに気持ちをもっていきました。
頭の中で数えながら呼吸を繰り返すことに意識を集中させていきました。
職場でもこのような経験はありませんか?
順調に仕事が進んでいたのに、ある人の言動がきっかけとなって、仕事に集中できなくなってしまったとか。
先輩と、まだ就職して間もない自分の仕事ぶりを比較して負い目や焦りを感じて仕事のペースを乱してしまったとか。
人の言動に気持ちが向くことはやむを得ないとしても、また自分の仕事に意識を戻すことが大切です。
リエンゲージメントでは、認知行動療法やNLP(神経言語プログラミング)などの心理プログラムを通して、人の言動に対して客観化することや切り分けることを学んでいきます。
また、就労準備プログラムにおいては具体的な職場でのケースをディスカッションしていきます。
スタッフと一緒に就労に向けての準備を進めていきませんか。
※リエンゲージメントでは、
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