就労について考えておくこと
金木犀が香る中、散歩に出かけるのも良いものですね^^
さて、今回は「就労について考えておくこと」についてお話したいと思います。
このブログを読んでくださっている方の多くは、多かれ少なかれ「働きたい」という気持ちがあると思います。
しかし、就労に向けて「いったい何から手を付けたら良いのか分からない」と、悩んだこともあるのではないでしょうか?
そこで、「就労について考えておくこと」の例をいくつかご紹介したいと思います。
①働く動機
働く動機を考えておくことは、職業生活の継続性や成就に与える影響が大きいと考えられています。
「経済的に自立したい」「出会いの輪を広げたい」「スキルアップを目指したい」「趣味を充実させたい」など、皆さんが抱く動機の実現に向けて何が必要なのか、一つひとつ大切に考えていきましょう。
②働くイメージ
どんな仕事をしたいと考えているのか。
職種や就業時間などの就業条件、求める賃金など、具体的にどんな働き方を望んでいるのか考えておくことは大切です。
これまでの就労経験を振り返って、「出来ること」「出来ないこと」「やりたいこと」を考えた上で、働くイメージを明確にすることで、就労の現実性や課題を知ることができます。
③働く時期
働く時期について考えておくことで、そこから逆算して今取り組むべき課題の解消や、就労準備に費やせる期間をスケジューリングすることができます。
時間は有限です。
就職までの準備期間を有意義に過ごせるように、今から考えておきましょう。
④職業生活準備(必要な力と準備)
今、希望の職種や条件で働くためにはどんな準備が必要か。
支援機関を利用されるのであれば利用する意味や目的を、支援者と共有することが重要です。
また、「勤怠の安定」「セルフマネジメント」「良好なコミュニケーション」がどれだけ身についているのか、振り返ることも大切です。
⑤環境の認識
家族や主治医などにも、働きたい気持ちと就労に向けて具体的に取り組んでいることをお伝えし、周囲の方々は働くことをどのように考えているのか、確認しておくことはとても重要です。
就労に向けて力になってくださる方々と、良好な関係性を築いておきましょう。
そして、ご紹介した5項目に共通しているのは、いずれも一人で行うより支援者と共に考えたり振り返ったりすることで、一歩ずつ着実に進められるということです。
リエンゲージメントの就労準備プログラムでは、様々なワークシートを用いて就労について考える機会を作っています。
就労に向けて何から手を付けたら良いのかお悩みの方は、ぜひご相談くださいね^^
横浜市中区では馬車道祭り2018と題して、ガス灯・街路樹・アイスクリーム・乗合馬車など「日本で初めて」が数多く始まった馬車道通りに、往時を偲ばせる馬車や人力車、鹿鳴館時代の衣装を身にまとった人たちが行き交い、文明開化の雰囲気を再現します。
皆さんも横浜の歴史が感じられるイベントに足を運んでみてはいかがでしょうか^^
開催日:2018年10月31日(水)~11月3日(土・祝)
開催場所:横浜市中区 馬車道通り 他
※リエンゲージメントでは、
随時 無料のリワークプログラムに参加できる方を募集しております。
気軽にお問合せください。
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