働くことの意義 ブログ

働くことの意義

季節の変わり目なので、皆さんくれぐれもお身体を大切にしてくださいね^^ さて、今回のテーマは「働くことの意義」です。
皆さんも一度は、「なぜ働くのか」「働くことは人生にどのような影響を与えるのか」について考えたことがあるのではないでしょうか。
答えは人によって様々だと思いますが、ここでは3つの視点で、「働くことの意義」について考えたいと思います。 ①役に立つことで自己の存在意義を確認する
菊池恵美子氏は著書『職業リハビリテーション』の中で、就労について
「人は働くことを通して社会への参加や、ある集団への所属欲求を満たし、自己実現の場や自己成長の場としての要素をより強く職業に求め、働くことを通じての自己の存在意義を確認する」
と述べていています。 それはつまり、人は働くことで誰かの役に立つことを実感できて、自信と自尊心が芽生えて、生きていくことに前向きになれるということではないでしょうか。
そういった意味では、働くことは生きていく上でなくてはならないものであると考えられます。 ②収入が得られる
これは働く意義として、多くの人が一番に挙げることではないでしょうか。
収入を得ることで経済的に安定し、一人暮らしを始めるなど、自立への一歩を踏み出す人や、趣味に費やすことで、私生活の充実を図る人もいるでしょう。
収入を得ることは、働く意義として外せないと言っても過言ではないでしょう。 ③生活リズムができて健康が増進する
ジーン・A.カルディエロとモリス・D.ベルは著書『精神障害者の職業リハビリテーション』の中で、
「仕事は人間が自らの健康を試し、かつ強化する基本的な活動である」
と紹介しています。 また、元日本福祉大学教授の野中猛氏は、
「働くことで日常生活にリズムが生まれ、身体的な調整と体力の増強が伴う」
と述べています。 つまり、働くことで毎日決まった時刻に起床し、決まった時間に働くという活動を行い、決まった時間に食事を摂り、決まった時間に就寝するという生活リズムが出来上がり、日中は労働活動を通して自然と体力も身についてくるということです。 そして、これら3つの共通項を一言でいうと「働くことは人間を成長・発達させる」ということになるのではないでしょうか。 リエンゲージメント横浜では、就労準備プログラムの中で「働くことの意義」についてディスカッションをしています。
就職活動に入る前に、今一度「なぜ働くのか」を考えて、就労定着に向けた原動力となるものは何か、知っておくことはとても大切なプロセスだと思います。 皆さんも「働くことの意義」について迷ったときは、リエンゲージメント横浜で一緒に考えてみませんか^^ 参考文献
①松為 信雄,菊池 恵美子(2006) 職業リハビリテーション学―キャリア発達と社会参加に向けた就労支援体系 共同医書出版社
②ジーン・A. カルディエロ,モリス・D. ベル,岡上 和雄 (翻訳),野中 猛 (翻訳),松為 信雄 (翻訳)(1990) 精神障害者の職業リハビリテーション―遷延性精神分裂病をもつ人々のために 中央法規出版
横浜市旭区では、市全域で展開している花と緑の取組「ガーデンネックレス横浜2018」の一環として、「里山ガーデン」が、この秋も期間限定でオープンします。
子どもから大人まで楽しめるイベントを多数開催予定とのことです。
皆さんも自然に囲まれて、秋のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか^^ 開催日:2018年9月15日(土)~10月14日(日)
開催場所:里山ガーデン(横浜市旭区白根町1425-4 よこはま動物園ズーラシア隣接)
※リエンゲージメントでは、
随時 無料のリワークプログラムに参加できる方を募集しております。
気軽にお問合せください。 [footer]]]>

   

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