自分も相手も大切に
寒い日々が続き、冬真っ盛りという感じがしますね。
晴れた日はとても空気が澄んでいて、様々な景色が見えます。
最近は空や遠くのほうに見える景色がとてもきれいで、思わず見とれてしまいます。
さて、リエンゲージメントではアサーションのプログラムを行っています。
アサーションについては、これまでのブログでもお話をしてきました。
このアサーションの姿勢・考えが確立された背景には、1960年代にアメリカで起こった公民権運動、つまり人種差別問題をなくそうとする動きがあります。
当時のアメリカでは白人と黒人が共に一緒にあることが認められず、住居や交通機関、公共施設なども白人と黒人で明確に分離された状態にありました。
公民権運動で特に有名な人物がノーベル平和賞も受賞した マーティン・ルーサー・キング牧師です。
彼は1963年にワシントンで、「私には夢がある」という強いメッセージを発信し、黒人たちの心をまとめて、公民権運動の波を作り出していきました。
このキング牧師が立ち上がるきっかけとなったのが、1958年に起こったローザ・パークスの事件だったといいます。
ある日、ローザ・パークスはバスに乗りました。
当時のバスは、白人席・黒人席・中間席に分かれており、中間席は白人が乗車していない場合には黒人も座っても良いことになっていました。
ローザは黒人席がいっぱいとなっていたため、中間席に座っていました。
バスが進むにつれ乗車してくる白人が増えていき、やがてバスの運転手が中間席に座る黒人に立つように言いました。
そのとき、ローザは席を立つことを拒否しました。
バスの運転手がこの彼女の行動を警察に通報し、駆け付けた警察によって彼女は逮捕され、収監されました。
のちに公民権運動の母と呼ばれたローザ・パークスですが、彼女の心の中には、「もう我慢をしない」という思いがあったといわれています。
それまで、自分たちの気持ちや思い、考えを発信することができなかった社会。
しかし、ローザ・パークスもキング牧師も決して他者を否定することはせず、ただ自分の気持ちや考えを我慢することなく、主張しました。
自分たちのことを大切にし、同時に他者のことを否定せず、受け入れていたのです。
私たちはそれぞれ自分の思いや考えを示すことができます。
一人一人が認められ、自分も他者も否定したり、我慢したりすることなく、存在することができます。
アサーションの自分と他者とを尊重する・大切にする考え方はこういったところから生まれていったのですね。
リエンゲージメントでは、アサーションのプログラムを通して、職場においても有効なアサーションをお伝えしています。
アサーションは実践し続けることが意外と簡単ではないですが、しっかりと身につけられるプログラムを提供しています。
興味のある方はぜひ見学にいらしてください。
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