コップに入った半分の水
10月も中旬に入り、過ごしやすい季節になってきましたね。
皆様は、いかがお過ごしでしょうか?
さて、本日は「考え方の癖」についてお話をさせていただきます。
皆様は、コップに入った半分のお水を見て、どう考えますか?
「半分しか残っていない」と考える人もいれば「半分も残っている」と思う人もいます。
同じ対象を見ても、人によって対象に対する捉え方や考え方は異なります。
コップに入った半分の水を見て「半分しか残っていない」と考えた人は、悲しい気持ちになるかもしれません。
一方、「半分も残っている」と考えた人は、前者とは異なる気分になるかもしれません。
このように、私たちの気分は、対象に対する捉え方や考え方に大きく左右されます。
自分では、客観的に物事を考えているつもりでも、ついつい偏った考え方をしてしまうものです。
そしてその偏った考え方が、時に自分自身を苦しめてしまうことがあります。
そんな時に有効とされるのが認知行動療法です。
認知行動療法では、柔軟な思考パターンを獲得することや、思考と距離を置けるようになることを目標とします。
しかし、認知行動療法を学んだからといって、すぐに、偏った思考パターンが柔軟なものになったり、自分の思考と距離を置けるようになるとは限りません。
認知行動療法の考え方を身に付けるには、私たちが自転車の乗り方を覚えた時と同じように、繰り返し練習を行っていくことがポイントになります。
繰り返し、自らの「考え方の癖」を振り返り、検討する癖をつけることで、柔軟な考え方ができるようになったり、自分の思考と距離を置くことができるようになります。
繰り返し練習することで、自分の思考と距離を置くことができるようになったり、柔軟な考え方ができるようになると、次第に、偏った思考から生じる不快な気分に苛まれる機会が少なくなってきます。
認知行動療法に関する本は書店などに数多く置いてあるため、独学で学ぶこともできます。
ただし、独学で認知行動療法の考え方を「理解する」ことができるようになっても、実際に「実践する」ことができるようになるのは容易なことではありません。
そんな時は、専門家のもとで、認知行動療法を学ぶことをお勧めします。
リエンゲージメントでは、プログラムの中で認知行動療法を取り入れています。
グループで学ぶ認知行動療法では、独学では得られない学びが多くあります。
興味のある方はぜひ見学にいらしてください。
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