ソフトスキル・ハードスキル
先日参加したとあるセミナーで、講師の方に分かりやすくご説明いただき、とても勉強になりましたので、ここでご紹介したいと思います。
まず、ハードスキルとは教えられる能力、あるいはたやすく数量化できる能力のことで、本で勉強したり、学校で学ぶことができて、職場での作業を学習するようなスキルのことです。
ハードスキルの具体的な例としては、外国語の学習、学歴や資格の取得、パソコンのタイピングスピード、コンピューターのプログラミングなども挙げられます。
このようなスキルは、皆さんが就職活動時に作成する応募書類に記入することが多いですし、企業の方も書類で把握することができますね。
一方で、ソフトスキルとは、数量化するのが困難なスキルで、「職業生活遂行能力」とも言われています。
具体的にいうと、遅刻をせずに職場に行くであるとか、身だしなみを整える、職場のルールやマナーを守れる、適切に昼休みの余暇を過ごせる、金銭管理ができる、適切な対人関係ができるなどがあります。
対人関係に関するものも多いため、「People Skills」とか「人との関わりスキル」としても知られています。
ソフトスキルの必要なポイントは、コミュニケーションや柔軟性、リーダーシップ、モチベーション、忍耐力、説得力、問題解決能力、チームワーク、時間管理などが挙げられます。
お互いのスキルの中には、それぞれに大切な要素が含まれていますが、就労定着を実現していく上では、特にソフトスキルにターゲットを絞った支援を受けることが重要だと言われています。
障害者雇用を推進している企業も、書類選考や面接などでこのソフトスキルに注目して採用を検討されるケースも増えてきました。
皆さんは、職場においてソフトスキルの面で悩んだことはありませんか?
リエンゲージメントで提供している、認知行動療法やアサーショントレーニング、解決志向トレーニングなどの心理プログラムは、まさにソフトスキルに重きを置いた内容となっています。
就労定着の実現に向けて、これからはソフトスキルに目を向けてみてはいかがでしょうか?
参考資料:早稲田大学 教育・総合科学学術院 梅永 雄二 -ソフトスキルにターゲットを-
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