わたしの宝物
先日のネットニュースに、NHKの連続テレビ「ひよっこ」の全ての撮影が終了した時のヒロイン役の有村架純さんのコメントが載っていました。
「温かいみなさんと温かい作品が作れたことが何より幸せ。『ひよっこ』という世界で過ごせたことは私の宝物です」
私はこのコメントの「宝物」という言葉に敏感に反応していました。
宝物? 宝?
最近、別のところで耳にした言葉だったからです。
「一年半、リエンゲージメントに通って学んだことを、いろいろな形で応用できるようになってきたことが宝です」
それは、先日に開催されたOB・OG交流会で耳にした、ある卒業生の方の言葉だったのです。
リエンゲージメントでは、現メンバーと卒業されたOB・OGとの交流会を定期的に開催しています。
先日のOB・OG交流会では、30名近くの方が参加されました。
卒業生からの自己紹介と近況報告、そのあとにレクリエーション。
手振り身振りのジェスチャーでお題のキャラクターの特徴を伝えていき、その名前を当てるというものでした。
大いに盛りあがり、和やかな雰囲気で歓談会へと入っていきました。
現メンバーと卒業生を囲んだ多くの輪ができ、話しが弾んでいました。
就労に対する期待や不安について語り合ったり、
「卒業までに身につけておくことは?」
「ちょっと行き詰まった時のアドバイスを教えてください」
などの質問を卒業生へ投げかけていました。
ある卒業生の方は、
「ここで身につけた生活リズムは、働いてからもまったく変わってないんです。
同じ時間に寝て、同じに時間に目が覚めます。食事の時間も同じです。
ただ、運動する習慣が減ってしまいました。ここへ通っていた時は、毎日ストレッチ運動をしていたんですが。
ここにいると懐かしい日々を思い出します」
と苦笑いをしながら、話してくれました。
また帰り際に、現メンバーの方は、
「今日は来て良かったです。
先輩方も同じような不安や悩みを抱えていたんだなと知って、少し安心しました。
いいアドバイスをいただいきました」
と、笑顔で話されていました。
OB・OG交流会で、ここを卒業し働いている方の言葉や笑顔に接することで、就労に向けての不安が少し楽な気持ちになることもあります。
また、卒業生の話から、プログラムや日々の生活リズムで行き詰ったことに対するヒントを得られることもあるでしょう。
そして、今まで実践してきたことが再確認でき、自信につながったり、継続することへの原動力になることがあります。
先輩の思いや経験は、後輩へしっかりと受け継がれていきます。
このような機会が、みなさんの「宝物」の一つとなればと願っています。
※リエンゲージメントでは、
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