登山も就労定着も一歩一歩を踏みしめて
三連休が過ぎ、雨の多いスッキリしない天気が続きますが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。
この三連休、金曜日が祝日でした。
そう、「山の日」だったのです。
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨として、昨年の平成28年から最も新しい祝日として加わりました。
そこで、今回は、登山についてお話ししたいと思います。
小高い丘しか登ったことのない、そんな私が、先輩に誘われて三千メートル級の山を登った時の体験です。
最初の登り道は、緩いスロープが続き、「大したことないじゃないか」と高を括っていました。
スピードを上げ、皆が追いついてくるのを待つような気分で、先へ先へと登っていきました。
これが初心者の浅はかさというのでしょうか。
途中から息も絶え絶えとなり、山頂が近づくにつれてスロープはさらにきつくなり、足の踏ん張りもきかず、やっとの事で登頂できたという有様でした。
自分のペースを守って、一定の速さで歩くことが、体力の温存につながることを思い知らされました。
下山時も注意が必要です。
下り坂だと、ついつい慣性力にまかせてスピードは速くなり、膝やつま先に負担がかかります。
足を痛めたり、道を踏み外すと転落にもつながります。
下山も無事に終了することで、登山という目標が達成されるのです。
先輩は、事前の情報収集と周到な準備を行っていたそうです。
初心者も含めて安全に登れるルートはどこか。
そのルートで今の危険情報はないか。
初心者の体力とスキルを考えた、余裕をもたせたスケジュールになっているか。
登山を通じて学ぶことは他にもいろいろありますが、
ここで紹介したエピソードは、就労に際して大切なことを示唆してくれます。
事前の情報収集と周到な準備のもと、自分のペースで一歩ずつ前へ進んでいけば、就労という目標が確実に見えてきます。
就職は通過点に過ぎず、その後も長年にわたって就労を続けること、つまり就労定着することが目標となります。
これは、登頂を成し遂げた後も下山を無事に終えることで登山という目標が達成されることと一致します。
一人だけで山を登るのではありません。
就労定着も同じように、さまざまな人のサポートを得て目標が成し遂げられます。
さあ、就労定着をめざして、一緒に取り組んでみませんか?
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