NLP(神経言語プログラミング)とマインドフルネスの融合
ゴールデンウィーク最中ですが、皆さまそれぞれの休日をお過ごしのことと思います。
お休みが多く、いつもと違う時こそ過ごし方に気を使い、体も心もリラックスしてほしいと思います。
さて、リエンゲージメントで導入しているNLPはadvanced NLP というものです。
NLPは十分に有効な技術ではありますが、advanced NLPはNLPとマインドフルネスを融合することで更なるセラピーとして進化しました。
進化のポイントは2つです。
1.目的設定 の違い
NLPは望ましい成果を出すために、意識(左脳)で考えて目的を決めます。
そして、主に過去の上手くいったリソース(精神状態や行動パターン)を用いて、目的を達成するための変化を促します。
これだけでも実際に成果は出ます。
しかし、意識(左脳)は経験や常識に自分を縛る働きがあるため、自分が本当に求めていない目的を設定してしまう可能性があるのです。
自分が本当に求めていることを知っているのは、無意識(右脳)なのです。
本心が求める目的を明らかにするには、マインドフルネスが必要です。
今ここ、捉われない心の状態になって、はじめて自分が本当に求める目的を明らかにすることができます。
2.変化を促すアプローチの違い(セラピーに使えるのはadvanced NLP)
NLPは、過去のポジティブなリソース(精神状態、行動パターン)で、現在のパターンを上書きする変化となるため、制限と無理が生じます。
それは
①今までの価値観、考え方、やり方を前提にしていること(制限)
②変化を求めるがために無意識に今の自分を否定し違う自分になろうとすること(無理、自己否定)
advanced NLPでは、潜在能力そのものを無意識が引き出してくれるため、新たな選択肢が湧きでてきます。
その無意識(潜在意識)は 今の自分を変えてしまうのではなく、そのまま活かし自然な形の変容を導きます。
NLPは意識下で身につけてきた価値観を前提に進め、その延長線上で、目的達成を目指します。
(意識と無意識については潜在意識(無意識)に働きかけるカウンセリングとは を参照)
一方、advanced NLPは、まず今までの価値観から自らを解き放ちます。
精神的な問題を抱える方や心理的な抵抗を感じる方は、今までの価値観に縛られることが原因となっていることが多く見受けられます。
その価値観から解き放ち、本当の自分が幸せになる答えに向かっていける、それがadvanced NLPなのです。
NLPはマインドフルネスを取り入れることで、完成度が格段に高まりました。
マインドフルネスは、時間と空間、自他に捉われない自然な状態になるため、無意識が元気に活動するようになります。
時間に捉われるとは、過去を悔やみ、未来を憂えることです。
今ここに集中できない状態です。
空間に捉われるとは、望ましいと思うシーンを思い浮かべ、“たられば”を思うことです。
「状況がもっと良かったら、できるのに・・・」という風に状況のせいにしたりするのです。
これでは主体的な人生を歩めず、もったいないですね。
また、自他に捉われるとは、自分の評価や他人の評価に惑わされるということです。
うまくいっていない自分の価値観や信念から抜け出し、本来の軸を見つけ出すことで、自分に対しても相手に対してもいい関係を築き尊重することができます。
マインドフルネスは、無意識が思う存分自由に活動することを可能にするのです。
いかがでしょうか?
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そして、さらに就労後の定着も見据えた試みを続けているのです。
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