短所は長所
今日 草が風に揺れるのを見て 強さを知った」
この詩は、同じ物事に対して良くも悪くも受け止められる、人の心のありようを表現したものだと思います。
星野さんは22歳の時に不慮の事故で手足の自由を失いました。口に筆を加え、詩と絵を描いています。
絶望を希望に変え、前向きに物事を捉え生きておられる姿に勇気をもらえます。
さて、今回は長所・短所について考えてみたいと思います。
就職活動に取り組むとき、履歴書や職務経歴書を作成しますが、自己PRの項目に何を書いたらよいか分からないという声を聞くことがあります。
「自分の欠点はすぐ思い浮かぶが、良いところがみつからないので困ってしまう」と言われる方がいます。
この言葉は、もちろん謙遜している部分もあると思いますが、心理プログラムやビジネスマナーの中でもよく取り組むテーマですので、再確認してみたいと思います。
まず、自分の短所をあげてみてください。そして、一見マイナスに思える表現をプラスに変えてみましょう。
以下に、いくつか例をあげてみました。
マイナス表現 プラス表現
消極的な ⇒ 控えめ、謙虚、慎重、周りの人を大切にする
おとなしい ⇒ 穏やかな、もの静か
優柔不断 ⇒ いろいろな観点を考慮して深く考えられる、たくさんのアイデアが浮かぶ
がんこ ⇒ 意志が強い、信念がある、一貫性がある、物事に動じない
ずうずうしい ⇒ 堂々とした、人の評価を恐れない
だらしない ⇒ こだわらない、おおらか
でしゃばり ⇒ 世話好き、面倒見が良い、困っている人をみるとほっとけない、行動力がある
けちな ⇒ 経済観念がある
意志が弱い ⇒ 柔軟性が高い
いかがですか?いつの間にか短所と思っていた性格が長所に変わっていませんか。物事には必ず両面性があります。
プラスとマイナス、光と影、善と悪、幸と不幸・・。どちらの方向を選ぶかは自分次第だと思います。
※リエンゲージメントでは、
随時 無料のリワークプログラムに参加できる方を募集しております。
気軽にお問合せください。
[footer]]]>