人間界に生きるということ
この寒さの影響で、先週降った雪がまだ日陰には溶けずに残っていますね。
寒いのが苦手な私は、早く春が来ないかなぁ…と思う今日この頃です。
さて、リエンゲージメント新宿では、少し前に「かぐや姫の物語」を鑑賞しました。
私は皆さんと一緒に観られなかったので、週末に鑑賞しました。
この映画、「姫の犯した罪と罰」というキャッチコピーが印象的ですよね。
哀しみも苦しみもなく、清らかで美しく、年をとることもない月の世界と、限りある命の中で喜怒哀楽に身を焦がして、愛別離苦の情に振り回されている人間界の対比から、罪と罰が描かれています。
一見、悲しみも苦しみもない世界にいた方が幸せのように思えます。
感情がなければいいのにと思うこともあるかもしれません。
かぐや姫も小さいころは、人間界で喜びに満ちた生活をしていましたが、成長するとともに苦しむことが多くなります。
しかしそんな状況にあっても、月に帰らなければいけなくなった彼女が、「帰りたくない」と言うのは有名ですね。
以前に、人はいろいろな体験をするために生まれてくるなんて話を聞いたことがあります。
肉体がなければ、観察することはできても、体験をすることはできません。
映画を観ていて感情移入することもありますが、やはり体験するほどの強烈な感情が湧いてくることはないのではないでしょうか。
月の世界から見たらこうした感情にまみれている人間界は、穢れた世界かもしれません。けれど、様々な体験をし、感情を味わうことこそ生きている醍醐味なのではないか。
そんなメッセージがあったのではないかと感じました^^
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