自分を愛すること
ナルシストというと自分が大好きで、自分の外見に酔いしれるタイプの人をイメージするように、ナルシストの語源になったナルシスは水面に映った自分の姿を愛した人でした。
さて、ナルシスが愛したものは水面に映った外面であり、手を差し伸べれば消えてしまう影であり、実体ではありません。
こうしたことから、自分そのものを愛せず、幻想の自分(長所だけの自分)を愛することを専門用語で自己愛(ナルシシズム)と言います。
幻想の自分を愛する人は、欠点がばれないようにおびえたり、よく見せようと背伸びすることになってしまいます。
結局は、本当の自分を誰にも見せられず、自分のことを大切にできていないともいえます。
本来、自分を愛するということは、ありのままの自分を愛するということです。
等身大の自分を受け入れることともいえます。
長所もあれば短所もあり、かっこ悪いところもあるし、人より劣っているところもあることをそのまま受け入れることです。
このように自分自身を愛するために大切なこととして、失敗を恐れないことがあります。
そして、失敗した際に感情的に反応するのではなく、客観視することがポイントです。
失敗は人生にはつきものです。
そんな人生をしぶとく生き抜いていくためにも、失敗した時に客観視するクセをつけ、失敗から学んでいく姿勢を身につけられれば、きっと生きやすくなるのではないかと思います^^
―参考文献―
「病的に自分が好きな人」 榎本博明 幻冬舎新書
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