一月三舟
せっかくの長い夜、本を読んだり、DVDを観たり、ゆっくり入浴したり…と楽しみたいですね。
さて、皆さんは、一月三舟(いちげつさんしゅう)という言葉を聞いたことがありますか?一つの月も、止まっている舟、北へ行く舟、南へ行く舟から見るとそれぞれ異なって見えるように、人はそれぞれの立場により仏の教えを異なって受け取るということを意味する仏語だそうです。
日々起こる出来事も同じように、人によって受け取り方が異なりますよね。
同じ出来事を経験した者同士であっても、全く違う受け取り方をしていたということもあり得ます。
なぜ、このように受け取り方が異なるのかというと、人は皆、これまでの経験などを通して出来事を解釈しているからです。
人は皆、色眼鏡をかけて様々な出来事を解釈していると言えます。
その色眼鏡を外してみると、その出来事が全く違って見えるかもしれません。
心理学においても『リフレーミング』と呼ばれる「視点を変える」または、「物事を見る枠組みを変えて、別の枠組みで見直す」という技法があります。
一つの出来事を別の視点で見ることが出来ると、それに対する気持ちが変わることがあります。
例えば、ある女性は、ご主人が家事をやってくれないということに不満を持っており、何もしてくれない人と思っていました。
しかし、視点を変えてみると、家計を管理してくれていたり、彼女の帰りが遅くなるときには迎えに来てくれたりと、ご主人がしてくれていることがたくさんあったことに気づき、感謝の気持ちが湧いてきたと言います。
このように、ときには違う視点で見てみると、思わぬ発見があったりするかもしれませんよ^^
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