SNSとうつ
寒暖差も激しいですので、皆さん風邪などひきませんよう、お気を付けくださいね。
さて、本日のテーマは、SNSとうつ。
先日、信州大学の「スマホをやめるか、大学をやめるか?」という学長の挨拶が話題になりました。
とあるテレビ番組でこれに関して、大学生30人に調査したところ、「スマホより大学を選ぶ」方が2/3、「大学よりスマホを選ぶ」という方が1/3という結果が出ました。
「大学よりスマホを選ぶ」という方が1/3もいたことに、少し驚きましたが、その理由としては、「スマホを通してコミュニケーションがとれる」「スマホがないと友達と連絡が取れなくて困る」などが挙げられていました。
このように、SNSを利用することで、インターネット越しに多くの知人・友人とつながることができるようになりました。
インターネットを介して、現実よりも多様な人々とつながることができるということは利点でもありますが、アメリカでは先日、Facebookの利用の多さと「うつ」の症状に深い関連があるとの研究結果が報告されたそうです。
Facebookに投稿する人の大半は、人生における「悪いこと」は省いて「良いこと」ばかりを投稿する傾向にあることから、友人のハイライト・シーンばかりを見せつけられることになります。
そして、友人と自分の現実と比べ、孤独や寂しさを感じてしまう方が多いと言われています。
FacebookなどのSNSでは、そこまで親しくない友人たちの情報がどんどん流れてくるリスクがあり、無意識のうちに比較してしまうことがあるようです。
もちろん、Facebookを使用すること自体がうつを引き起こすのではなくFacebook上で多くの時間を過ごし、さらに他人と自分を比較してしまいがちだと、うつ症状を引き起こしやすいということのようです。
他人は他人と思えればよいのですが、どうしても比較して落ち込みがちの方は、FacebookなどのSNSの使用を少し控えてみるのもいいのではないでしょうか。
ちなみに、冒頭で取り上げた「スマホをやめるか、大学をやめるか?」の言葉の真意は、スマホのスイッチを切って、本を読み読んだり、友達と話をしたり、自分で考える習慣を作りましょう。ということのようです。
現在は情報化社会。情報があふれかえっており、それに振り回されがちです。
だからこそ、1日の中で少しの時間でもスマホと距離を置き、上記のような時間を作り、心にゆとりを作ってみてはいかがでしょうか^^
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