持っている力
それはそれ、これはこれ。人は人、自分は自分。
そこで、今日は「ネズミの嫁入り」という昔話をしたいと思います。
皆さんはこの昔話をご存知でしょうか?
『むかし、むかし、お金持ちのねずみが住んでいて、神様にお願いしたら女の子を授かった。その子は大きくなって、輝くほど美しくなって、ねずみの国で誰一人比べるもののない日本一の娘になった。
そこで、ねずみのお父さんとお母さんは、日本一のお婿さんを見つけようとした。まず、世の中を明るく照らすお日様のもとへ行って、「お日様、お日様、あなたは世の中で一番偉いお方です。どうぞ私の娘を貰ってください」と頼んだ。ところがお日様は、自分は雲に隠されてしまう、と自分より雲のほうがえらいと答えた。
次に、ねずみは雲のところへ。すると、雲は、「自分は風に飛ばされてしまうから風の方がえらい」と。そこで、ねずみは風のところへ。すると風は、「壁のほうが強い」と。そこでねずみは壁のところへ出かけて「壁さん、壁さん、世の中でいちばんえらいあなたに娘を貰ってほしい」とお願いするが、壁は、「私がいくら固くなって頑張っても、ねずみさんは平気で私の身体を食い破って穴をあけていく。だから私はどうしてもねずみさんにはかなわないよ」と言って、結局、一番偉いのはねずみさん、ということになり、(最後は、灯台下暗しというのでしょうか)お隣の‶ちゅう助鼠”をお婿さんにした』
という話です。
自分の持っている力に自分が気づかないことってありませんか?
「あなたはこんなところが素晴らしいですね」と言われても聞き流したりはしていませんか?
新しい職を探すのでも、「やってみたいこと」「やったことが無いこと」に魅力を感じたりするかもしれませんが、
「やってきたこと」「経験したこと」は、案外 やりやすかったり、得意だったりするものではないかと、私は思います。
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