自分≠問題
しかし、本来一つの問題があるからと言って、自分のすべてがダメということではないですよね。
先日、とある施設の方のお話を伺う機会があったのですが、その施設では、問題にユニークな名称を付けて、自分と切り離して問題を考えるということをやっているそうです。
たとえば、ネガティブ思考で悩んでいるなら、その思考に“ネガ子さん”と名前を付けます。そして、“ネガ子さん”さんとどう付き合っていくかを考えていくのです。ネガティブになっているなーと思ったときには、また“ネガ子さん”が出てきたなーと変換する。
そうすると、ちょっとその問題と距離をとれるのではないかと思います。問題なのは自分自身ではなく、 “ネガ子さん” つまり “ネガティブな考え方” なのだと。
自分と問題との距離がとれたら、“ネガ子さん”の役割を考えてみたり、こうしたら楽になるかなーという方法を考えて、実践して検証するというのを繰り返していきます。時には、仲間にもアイディアを出してもらって、いろいろ試して、自分に合った方法を見つけていくのだそうです。
リエンゲージメントでも集団認知行動療法等でこうした“外在化”と呼ばれる手法のエッセンスを使用しています。
みなさんもぜひ、試してみてはいかがでしょうか?
人と問題を切り離してみるだけでも少し楽になるかもしれませんし、自身が”問題”の研究者になり 対策を色々試す感覚で気軽に取り組んでいただけたらと思い、ご紹介させていただきました^^
※リエンゲージメントでは、
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