ストレス対処方法をお持ちですか?
すっかり秋の気配ですね。
「食欲の秋」、「読書の秋」、「運動の秋」など、忙しい中にも楽しむことも大切です。
そこで、今日はストレス軽減方法(ストレスコーピング)について。
誰でも、大事なものを失ったり、難しい問題に直面したり、重い役割を背負ったりしたときには、落ち込みもするし、イライラしたり、眠れなくなったりするのは、ごく普通のことです。
ストレスを軽減することをストレスコーピング(コーピング:対処法、適切に対処する)と言います。いろいろなストレスコーピングをもつことで、自分のストレスマネジメント力を強めることができますので、日ごろから意識して、ストレスコーピングをたくさん持っておくことをお勧めします。
いろいろな「ストレスコーピング」
①問題解決型(問題中心型)コーピング
直面している問題に対して、自分の努力あるいは周囲の協力を得て、解決したり、対策を立てるような対処行動
(自分の能力ではどうにもならない場合は、担当を変わってもらったり、配置転換をしてもらうような回避行動も、広い意味での問題解決コーピングに含まれます。)
②情動処理型(情動中心型)コーピング
すでに失敗して取り返しのつかない場合や、人を亡くした場合など、今となっては解決や対応のしようがなくどうにもならない場合に、怒りや不満、残念な気持ち、悲しみなどの感情を、上司や友人、カウンセラーなどに話して表出し、聞いてもらうことによって気持ちの整理をつける対処行動など
③認知的再評価型コーピング(発想の転換)
直面している困難な問題に対して、見方や発想を変え、良い方向(前向き、ポジティブシンキング)に考える、あるいは、距離を置くなど、認知の仕方を再検討して、新しい適応の方法を探す対処行動
④社会支援(ソーシャルサポート)探索型コーピング
問題に直面した時、上司や同僚、家族友人に相談したり、アドバイスを求めたりする対処行動
⑤気晴らし型コーピング(ストレス解消法)
運動、趣味、レジャー、カラオケ、温泉浴などの、いわゆるストレス解消方法とよばれるもので、気分転換、リフレッシュなどの日常の苛立ち事によるストレス解消に対して有効な対処行動。
リエンゲージメントでは、8月から新しく「解決志向トレーニング講座」と「対人関係トレーニング講座」が始まりました。「解決志向トレーニング講座」では、問題解決型コーピング、認知再評価型コーピングを身に付けていくことができます。また、「対人関係トレーニング講座」では、社会支援探索型コーピングのために必要なコミュニケーションスキルを身に付けることができます。
どちらもしっかり身に付けて、「学びの秋」「成長の秋」そして「実りの秋」にしていきたいものですね^^
※リエンゲージメントでは、
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