異質なものを受け入れる
人は、人種や文化、生まれ育った環境が似通っている同質のものを好み、異質なものを排除しようとする傾向があります。同質性の強い集団においては、さらに異質なものを排除する傾向がさらに強まるように思います。同質でまとまっている集団に、異質のものが入ってきたら、まとまりがなくなってしまうことへの恐れがあるのかもしれません。
しかし、以前、『構成的グループエンカウンター』のプログラムの中でも取り扱いましたが、同質関係は人の成長にはつながらないと言われています。似ている人といる方が、お互いの考えていることもわかりやすいし、一緒にいて楽で、心地いいかもしれません。こういった関係ももちろん、必要です。しかし、同じ価値観(実際は全く同じ価値観を持つ相手というのはいませんが)をもつ仲間とだけ過ごしていると、変化がありません。
成長には変化が必然です。異質の関係の相手との関わりは変化を起こします。その変化の中でこそ、様々な価値観や考えに触れるからこそ、自身の価値観、生き方が変化し、成長していくことができるのではないでしょうか。
異質なものを排除するのではなく、「そういう考えもある」、「そういう価値観もある」と相手を尊重して受け入れてみてはいかがでしょうか。きっとご自身の世界が広がると思いますよ^^
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