ソーシャルサポートとは?
全米オープンテニス大会での錦織圭選手の活躍がニュースになっていましたね。日頃の練習で培った実力はもちろんですが、2試合連続でフルセットを戦い、集中力を切らさない戦いは見事でしたね。(*^_^*)
さて、今日も「ストレス」についての話です。
アメリカの国立労働安全研究所(NIOSH)の「職業ストレスモデル」では、職業に伴う様々なストレッサーがストレス反応へ繋がり、さらには疾病に陥ってしまう流れを、減少したり、増幅したりする要因として次の3つを上げています。
①個人的要因
年齢・性別・結婚生活の状況・職種(肩書)・性格・自己評価(自尊心)など
②仕事以外の要因
家族・家庭からの要求
③緩衝要因
社会的支援(ソーシャルサポート)
ここで注目は、緩衝要因の「ソーシャルサポート」です。
ソーシャルサポートとは、社会で支援を与えてくれるもの(周囲からの支援)のことです。
ソーシャルサポートがあれば、ストレス耐性が強化されます。一方、ソーシャルサポートが無く、孤立した状況では、同じ程度のストレッサーに直面してもストレス反応は強くなり、病気の発生度が高まります。ソーシャルサポート源を増やし、サポートされる力を増大させることは、ストレスを防ぐための重要な要因となります。
そのためには、以下の2つが必要になります。
①人的環境面を整えること
相談できる上司や同僚を見出すように努め、仕事による悩みや困難に対処しやすい人的支援を求めることが重要です。
また、ほっとできる家庭づくりに励むなど、安心できる場所や、健康面で抵抗なく頼れる人を周囲に揃えていく努力が必要です。
②個人的特性を整えること
「人見知りが激しい」「困っていることを打ち明けにくい」「他者からの評価を過度に気にしてしまう」「対人不信感が強い」などの傾向がある人は、普段から自分の考えや思いを他者に伝える努力をしていないとソーシャルサポートは得にくくなります。そのためにはコミュニケーションのスキルアップが必要です。
リエンゲージメントの特徴は、心理プログラムとコミュニケーションスキルアッププログラムの充実にあります。
また、リエンゲージメントのスタッフは、利用者さんの「最善のソーシャルサポート源」として在るために、日々、全力で利用者さんをサポートさせていただいています。
※リエンゲージメントでは、
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気軽にお問合せください。
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