色彩と心理
少し元気が出るようにと、鮮やかなオレンジ色と黄色のガーベラの花を持って。
ところが、友人はその花を見て「もう少し先かな・・」とつぶやき、その花をそっと棚の上におきました。
そして、振り返り、私を見て、
「そのカーディガンの色(薄いサーモンピンク)、きれいね。優しい色。あなたにとてもよく似合うわ。それと、見ている私の心も穏やかになる感じがする。」
と言って、やさしく微笑みました。
私がサーモンピンクを見たのは出かける前の鏡の前で数秒。
ですが、友人の目にはずっとサーモンピンクが見えていて、結果的に、その色が彼女の感情を和らげてくれていたということになりました。
「相手目線を意識する」
リエンゲージメントではプログラムの一つに、ビジネスマナー講座があります。
多くの企業でビジネスマナーを教えているベテランの講師が、再就職を目指す利用者さんたちに社会で必要とされるビジネスマナーを丁寧に教えています。
先週は、近々就職面接に行くという利用者さんの質問に答えて(本題ではなかったのですが)、講師の先生が、全員一人ひとりに、
「あなたは、目鼻立ちがはっきりしているから、柔らかい印象にするために水色が良い。」
「あなたは、エンジの幅広いストライプがきりっとした印象を与える。」etc.
と、面接の際に着用するネクタイの色をアドバイスされていました。
色彩も自己表現手段の一つであり、非言語コミュニケーションツールの1つです。
目的や意図がある場面で、ちょっと気遣えたら、何かが少し変わるかもしれませんね^^
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