うつ病・双極性障害 発達障害 HSP 就労移行支援・リワークリエンゲージメント

BNTとは、身体からのアプローチを使って脳を活性化させることを目的としたプログラムです。
様々なバージョンがあるのですが、先週行ったプログラムは『リズム運動』を取り入れた、ストレッチやダンスのプログラムでした。
『リズム運動』とは、一定のリズムに従って筋肉の緊張・弛緩を繰り返す動きのことです。 近年の研究によって、私たちのメンタル面には、脳の神経伝達物質が大きく関わっているということが明らかになってきました。
そしてその神経伝達物質の一つであるセロトニンは、私たちの気分を左右する神経伝達物質です。
セロトニンは『幸せホルモン』とも呼ばれており、セロトニンが十分分泌されていると、気分が落ち着きやすくなりストレスに強くなると言われています。
そして『リズム運動』を行うと、セロトニン濃度が高まるといわれているのです。 また近年の研究では、運動は脳を活性化し、神経回路の複雑なネットワークを構築し、認知症、不安障害、発達障害、うつ病など、脳に起因する障害や疾病に対して効果があるとも言われています。 このようにBNTは、脳活性から心の健康にアプローチするプログラムを目指しています。 BNTのダンスプログラムでは、
１）椅子に座った状態でのリズムと頭のウォーミングアップ
２）音楽に合わせて体を動かすステップのプログラム
３）最後はヨガやピラティスを取り入れたストレッチ と、段階を経て徐々に体を大きく動かし、最後は床にタオルを敷いた状態で仰向けになり、『頭をからっぽにして横になる体験』をしていただけるように構成しています。
皆さん最後は、自然と腹式呼吸でリラックスされていたのが印象的でした。 セロトニンは、睡眠と覚醒に影響を与える物質ですし、また適度な運動がもたらす肉体疲労は、「眠りたい」という体の欲求を増加させてくれます。
このような運動プログラムを通して、参加者の皆さんの睡眠の質の向上につながれば…、との願いもあります。 参加者の皆さん、「できなーい(笑)」「（ほかの参加者さんに対して）おお～上手～！」など、声を掛け合いながら進んでいきました。
初めてのプログラムでしたが、皆さんにはリズムに乗ってたくさん体を動かしていただきました！
今後もリエンゲージメントでは、試行錯誤を繰り返しつつも、参加者の皆様の心の健康に役立つプログラムを運営していきたいと考えております(*^_^*)
※リエンゲージメントでは、
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