うつ病・双極性障害 発達障害 HSP 就労移行支援・リワークリエンゲージメント

　
ストレスが心や体に良くない影響を及ぼすことは、多くの人が何かしらご自身の体験も含めてご存じだと思います。 働くことに関して、厚生労働省の調査では、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスがある労働者の割合は、全体の60.9％という結果が出ています(1)。
職場の人間関係によるもの、仕事の量や質によるものなど、仕事をしていく上でストレスをなくすのは難しいかもしれませんが、このストレスと上手に付き合っていくことは、健康的に社会生活を送っていくための1つのカギなのではないかと思います。 ストレスと付き合う（予防する、対処する、解消するなど）方法というと、皆さんはどんなことを思い浮かべますか。
カラオケ、サーフィン、映画や温泉など、さまざまなものがあげられそうですが、リエンゲージメントでは「生活リズムが整う」ことがなによりも大切だと考えています。 朝決まった時間に起きて、夜しっかり眠ることができて、３食きちんと食べて栄養が摂れている、歯磨きや入浴をして体を清潔に保つなど…
基本的な生活をきちんと送ることで、基礎的な体力がつき、様々な負荷に対応しやすくなります。
逆に、どんなに楽しくカラオケで歌って、良い映画を見ても、夜眠れなくて食事が摂れていなければ力が出ません。 リエンゲージメントでは、社会復帰を目指す参加者の方々に生活リズム改善のプログラムを実施しています。
「朝気持ちよく目覚めるにはどうしたらいいか？」、「再発予防のために心がける食事って？」など、一週間の生活を記録して参加者同士で振り返り、改善策を考えます。
自分では気づかなかった習慣に気付くことができたり、今まで知らなかった改善策を知ることもできます。
また「記録をつけてみんなで振り返るので、生活に緊張感を持てた」という方もいらっしゃいました。 ストレスと上手く付き合うための「生活リズム」。
ストレスに悩んでいる方は、一度見直してみてはいかがでしょうか？＾＾ (1)厚生労働省　「平成24年　労働者健康状況調査」結果の概要　p.19　
http//www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/h24-46-50_01.pdf（2014年3月19日現在）
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