楽しむのも 楽しまないのも・・・
パートナーシップ卓球は、お互いが目的を共有して協力しなければラリーを長く続けることはできません。
言い方を変えれば、お互いが目的を共有して協力すればラリーを続けることができます。
物語を紹介します。
—長いスプーン—
森の中に一軒の巨大な館があった。
館は東と西と大きく2棟に分かれていた。
入口の扉には1枚の貼紙があり、こう書かれていた。
「この館は『黒』と『白』と呼ばれる2つの部屋からなる。
黒の部屋へ行きたければ右に、
白の部屋へ行きたければ左に、
進めばよい。」
廊下を進み 突き当たると、たしかに道は 右と左に分かれていた。
右へ曲がり、しばらく進むと扉が見えた。
「あれが黒の部屋か。」
つぶやきながら進むと、部屋の方から怒鳴り声やうめき声、痛みと苦しみに満ちた叫び声が聞こえてきた。
あまりの声に躊躇したが、意を決して歩みを進めることにした。
扉の前に辿り着き、ゆっくりと扉を開け、中に入った。
そこには大きなテーブルがひとつ、そのテーブルを囲んで何百という人が座っていた。
テーブルの真ん中には それはもう美味しそうな御馳走があり、すべての人がお皿まで届く長いスプーンを持っていた。
にもかかわらず、人々は餓死寸前だった。なぜか?
それは、腕の長さの2倍もあるスプーンがそれぞれの手に固定され、料理をすくうことはできても それを自分の口まで運べる者は誰一人としていなかったからだ。
なんと絶望的な光景か!なんと悲痛な叫び声か!
逃げるように その部屋を後にした。
中央の場所まで戻り、今度は白い部屋へと続く左へ曲がった。
先ほどと全く同じ廊下を進み、全く同じ扉が見えてきた。
先ほどと違うことと言えば あの叫び声やうめき声が聞こえないことくらいか。
扉を開け中に入ると、そこには大きなテーブルがひとつ、そのテーブルを囲んで何百という人が座っていた。
テーブルの真ん中には それはもう美味しそうな御馳走があり、すべての人がお皿まで届く長いスプーンを持っていた。
スプーンは腕の長さの2倍もあり、人々の手に固定されていた。
しかし、ここでは誰も文句を言ったり嘆いたりせず、誰も空腹で苦しんでいなかった。なぜか?
それは、
長いスプーンを使ってお互いの口に料理を運び合っていたからだ!
————————
どちらの部屋を選ぶかは 自分次第です。
※リエンゲージメントでは、
随時 無料のリワークプログラムに参加できる方を募集しております。
気軽にお問合せください。
[footer]]]>