あの時の笑顔を大切に
参加者の皆さん、大変お疲れ様でした。最終回までプログラムに取り組んでみて、いかがでしたでしょうか?
プログラム参加前は、「認知行動療法って何だろう?」「何をやるんだろう?」と、興味が湧くような気持ちもある一方で、不安な気持ちもあったり、様々な思いを持ちながら臨まれたのではないでしょうか?
そして、毎回出るホームワーク。上手く出来た自分に喜びを感じることもある一方で、上手く出来ない自分を責めてしまったり、落ち込んでしまったり・・・。
最終回を迎えるまでの過程では、良い面も悪い面も、”一喜一憂”などと 簡単に一言では言いあらわせないような、複雑な思いをされたことと思います。本当にお疲れ様でした。
前回までのプログラムでは、「6つの自分を大切にする技術」「身につけた技術を使い始めるための技術」を学びました。
最終回のこの日は、
①これまで学んだ技術を振り返り、技術を使って「自分を大切すること」に成功した体験や、一番効果のあった技術などを話し合いました。
②初回に立てた「自分の目標」の達成度を確認し合いました。
③参加者全員から、参加者お一人ずつに対して、「○○さんの良いところ」を伝え合いました。
皆さん時間いっぱい盛んに意見交換や話し合いをしていました。
①の話し合いでは、
「私は、こういう時に○○の技術を使ってみたら、こんな良い変化が起きました。」「だから、お勧めします。」
「私は、こういう時に○○の技術をやったのですが、上手く出来ませんでした。」「上手くいく方法やコツなどを、教えて頂けませんか?」
という具合にお互い話をしました。
自分が身を持って体験し、自分が体験してみて良かったからこそ、人にお勧めできるのではないでしょうか。そして、自信にもつながるのでしょう。
上手く出来なくても、自分で出来るところまで取り組んだからこそ、質問が生まれるのではないでしょうか。その結果、アドバイスを受け取ることができるのだと思います。
盛んな意見交換が行われたのは、皆さんが真剣にプログラムに取り組み、たくさんのことを考え、たくさんの体験をしたからこその結果なのだと思います。
頑張った自分に労いの言葉を、是非伝えてあげて欲しいと思います。
でも・・・、
本当に頑張らなければならないのはこれからです。今がスタート地点です。
せっかく技術を身に着けても、その技術を使わなければ、これから先、何の変化も起こりません。
自分を大切にすることのできる人間になるのもならないのも”自分次第”です。
すぐに上手く出来なくても、すぐに効果が出なくても練習を積み重ねれば、目標を達成できる日がやってくるはずです。
「継続は力なり」大切なことですね。
自分を責めたり、落ち込んだり・・・、これから先も色々なことがあると思います。
そんな時、落ち着いて今まで学んだ技術を振り返ってみて頂きたいと思います。
「自分を大切にする技術」「技術を使い始める技術」「継続するコツや考え方」など、色々と学んできました。
乗り越えるためのヒントがきっと見つかると思います。
最終回のこの日は、最後にみんなで拍手をして、プログラムを終えました。
あの拍手は、頑張った自分への拍手でもあり、一緒に頑張った仲間への拍手であったのかもしれません。
皆さん、素敵な笑顔、素敵な表情をされていました。
あの時の笑顔を忘れずに、あの時味わった感情を大切に、一歩一歩前に進んで頂けたらと思います。
※リエンゲージメントでは、
随時 無料のリワークプログラムに参加できる方を募集しております。
気軽にお問合せください。
[footer]]]>