表現下手を克服!うつ病にならないためのコミュニケーション ブログ

表現下手を克服!うつ病にならないためのコミュニケーション

人間は非常に多様で複雑な感情を持つことができます。
その感情には、表現してはいけない感情はないのです。
「怒り」という感情も、その他の感情と同じで、避けようとしたり、抑えようとすればなくなるというものではありません。
お笑い番組を見て、「楽しい」「おもしろい」という感情を抱くなと言われても無理なように、「感情」が湧き上がるのを避ける事はできません。 人間が持つ感情の中でも「怒り」は、最も取扱いが難しいとも言われています。
「怒り」は不快な感情なので、つい「そんな感情は持ちたくない」「持ってはいけない」と思ってしまいます。
しかし、先に述べた通り、「怒り」を持たないで済むということはできないですし、「怒りを絶対持ちたくない」というのは非現実的な考え方です。 そもそも、「怒り」を悪者にして良いのでしょうか?
「怒り」の感情が起こる意味とは?
「怒り」には、確かに恨みや憎悪、敵意といったマイナスの側面が強いですが、一方で次の行動への原動力にしたり、危険を回避できたりといったプラスの側面もあります。
プラスの側面に目を向けて、怒りの奥にある本当の気持ちに気づくことが大切です。 また、「怒り」という感情も、他の感情と同じく「自分で起こしている」ものですので、コントロールは可能です。
ただ、取扱いが難しいので少しコツがいります
先の怒りのプラスの側面に目を向けるのも一つのポイントです。
また、自分の怒りのレベルを把握して、できるだけマイルドな怒りの時に処理していく事(怒りを小出しにしていく事)が大きな怒りにしないためのコツです。
強い怒りをコントロールするのは難しくても、マイルドな怒りであれば、それほど大きなエネルギーを費やさなくてもコントロールはしやすくなります。
怒りという感情に慣れる事、強い怒りになる前に日々処理していくことが大切です。 怒りのメカニズムから考えると、何か脅威的なことが起こった時に、自分に対応する能力があると、強い怒りにならずに済むということがわかっています。
本日のディスカッションでは、利用者さんの経験から「相手に怒鳴られた時」をテーマに、どうすれば相手に対応できるかを話しあい、「相手をよく観察して、相手への対応を準備しておく。」こと、いざその時がきたら、「相手の言っている内容をきちんと理解することに集中する。」ことが大事だと確認しました。 アサーショントレーニングの際にいつもお伝えしていることですが、残念ながらアサーションのテクニックは習ったからといってすぐに身に付くものではありません。
また、一つの方法であり、すべての場面に対応可能な魔法の様な言葉があるわけでもありません。
アサーティブなコミュニケーションはご自身の経験の中で、練習を続けることにより徐々に身についていくものです。
それは、我々がスポーツの練習をするのと同様です。
どんなに理論を習っても、実際に身体を動かして練習しなければ身につきません。
ゴルフクラブの中心にボールを当てて、前に飛ばすなんて言われても、実際やってみると当たらなかったりして。。。(少なくとも私はそうでしたっ)
上手く当たっても、風が強かったり、雨が降っていたりでいつもと同じ力加減、同じ方向に飛ばせば良いということでもないのと同じです。
上達のためには、失敗を怖れず実践あるのみです。多くの場面を経験することが上達への近道です。
アサーショントレーニングで学んだ知識を日常生活の場面で練習して、ご自身にあった表現を身に付けていっていただけることを願っています。
そして、表現への苦手意識を克服し、うつ病になりにくいコミュニケーションを手に入れてください。
※リエンゲージメントでは、
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