プログラムのご紹介(アサーション)
みなさまこんにちは。
暑さが和らいだと思ったら、雨の日が多くなりましたね。
日も短くなってきて、「秋の夜長」になってきました。
「秋の夜長」は何をして過ごされますか?涼しい夜に秋の虫の音を聞きながら、何かいつもと違うことができると楽しいですね。
今日はこちらで行っているアサーションプログラムについてお伝えいたします。
まずアサーションとはコミュニケーションスキルの1つで、「自分も相手も大切にする自己表現」を学び、実践していくことで、対人場面で起こるミスコミュニケーションを減らすことができるスキルのことです。
こちらでは、ワークを取り入れた講義形式のプログラムと、学んだことを生かして行うロールプレイのプログラムで構成しています。
最近行ったロールプレイは、「上手に断ろう」という課題で、「仲のいい職場の先輩から予定があるのに突然飲み会に誘われた」というテーマで行いました。
「飲み会に誘う先輩役」と「それを断る後輩役」に分かれてもらい、先輩役は自由演技、後輩役はアサーションを意識して断るというものでした。
アサーションの4つの柱、「誠実」「率直」「対等」「自己責任」を意識して、DESC法を用いて断ることを練習してもらいました。
ロールプレイでは、傍若無人な先輩役が多く、後輩役の人たちはなかなか断れなくて苦戦していました。
「もう他の人も誘っている」とか「なかなか予約できない店の予約ができた」など、今日は行きたくないのに断りにくい場面設定を先輩役がしてくれたので、とてもいい練習になりました。
なにより、先輩役が自由演技だったのでとても楽しく盛り上がりました。
実際の場面でも、仲が良いからこそ断れないということがあると思います。
断りたいという自分の気持ちを押し付けるだけではなく、また、相手の気持ちを尊重しすぎて我慢するでもない、丁寧で、相手も自分も大事にする断り方ができると、人と接することがもっと楽しくなると思います。
もしご興味が湧きましたら、見学・相談にお越しくださいね。