仕草を拝借しましょう
立春を迎えましたが、冬のツーんと刺さるような寒さが続いていますね。
皆さまはお変わりありませんか。
仕事をするときや友人となど、さまざまな場面でお話をする事があると思います。
そんな時に、話し手が‘’話をしてよかった‘’、‘’安心できた‘’と自然と思える話の仕方があります。
とってもシンプルですから、ぜひ実践してお話する相手が気分よくなるようにしてみましょう。
お話をする相手が気分がよいとご自身も話を親身に聞いてもらえたり、相手と良い関係を築くことが出来ます。
思わぬところで良い事に出会える縁が周りにたくさん広がるチャンスにもなります。
話のポイントは、題名にもあるように相手のしぐさを借りる事です。
話し手のしぐさを真似たり、言葉を繰り返す事を「ミラーリング」と言います。
この行為をすると、相手が仲間や味方だという好意的な印象を持つことが分かっています。
相手が使う言葉や動きをさりげなく真似たり、同じ物を持つとあなたが相手に好意をもっている事が相手に伝わります。
これは、単なるオウム返しをすればよいというわけではありません。
話し手「最近、買い物をしすぎちゃうのよね」
聴き手「お買い物をたくさんしているんですね」
などと少し言葉を変えて返したり、うなずく、相槌を打つなども有効です。
完全に真似するのではなく、部分的に似せることで、相手にペースを合わせるんです。
話は変わりますが、人に悩みを打ち明けられた時、困ってしまう事はありませんか。
人が悩みを打ち明けるときは、その悩みを解決してほしいという思いではなく、話をする事で自己問答しているんです。
話しているうちに話の焦点が徐々に絞られて、自己理解が進み問題点が明確になったり、どうしたらよいのかに気づいたりします。
悩んでいる人にとっては、『聴いて受け止めてもうらう』ということが大切なのです。
意識を少ししてみるとできる事なので、ぜひ試してみてくださいね。
他愛もないお話であったとしても、お互いに気分が良くなる空間を作るように心がけてみましょう。皆さんの周りにもきっと、いい空間や人間関係が生まれます。
いい出会い・ご縁がたくさん広がりますように☆