働く準備とは
9月も半ばになり、朝晩だけではなく、日中も急に肌寒くなりましたね。服装も長袖になり、秋の訪れを感じます。
さて、今日は「職業準備性」についてのお話です。
仕事を辞めてからしばらく期間が開いてしまった、就労経験が少ないなどで、今、自分には働く準備ができているのだろうか?と不安に思うこともあるかもしれません。
職業準備性とは、
個人の側に職業生活を始める(再開含む)ために必要な条件が用意されている状態をいいます。
具体的に必要な条件とは、下記の「職業準備性ピラミッド」を見ていただくと分かりやすいと思います。どういう職業でどういう立場についたとしても、共通して必要とされる基本的なスキルを、ピラミッド状に模したものです。
ピラミッドの下から順に、積み上げる形になります。
仮に適性のある職業に就いたとしても、どんなに作業能力が高くても、ピラミッドの底辺から順にしっかり備わっていないと働き続けることは難しいことを示しています。
職業準備性を高めるためには、自分に不足する職業準備性を把握し、向上に取り組む必要があります。しかし、1人で客観的に自分の弱みを把握することは難しかったりします。
通所する中で、チェックリストを通して職業準備性の現状を把握していきます。自分と支援員の両方のチェックから、自分の課題の認識をしたり、また強みをクローズアップして、就労に向けてスモールステップで目標設定を考えていきます。
就労に向けて少しづつ準備をしていきたい、でも何から始めて良いのか分からないという場合も、一緒に考えながら進めていきますので、ご興味がある方は、ぜひ一度見学にいらしてくださいね。